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【ゴルフ】

横峯さくらは6位発進 「耐えるゴルフができた」と自負

2016年5月28日 紙面から

8番でティーショットを放つ横峯さくら=トラビスポイントCCで(共同)

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◇ボルビック選手権<第1日>

 ▽26日、米ミシガン州・アンアーバー、トラビスポイントCC(6709ヤード、パー72)▽曇り、気温26度、南南西中風▽賞金130万ドル▽144選手

 【アンアーバー(米ミシガン州)レイ・デービス】横峯さくら(30)=エプソン=が5バーディー、2ボギーの69で回り、首位と5打差の6位と好スタートを切った。上原彩子(32)=モスフードサービス=は72で33位、73で回った宮里藍(30)=サントリー=は49位。野村敏京(23)は体調不良のため途中で棄権した。64をマークしたクリスティナ・キム(米国)が単独トップに立ち、3戦連続優勝を狙う好調のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が1打差の2位に続いた。

 持ち前のショットは不調ながらも、崩れそうで崩れない。それどころか、粘り強いプレーで好スコアを呼び込み、横峯は「タフなコース。我慢しながら、良いゴルフができた」と少しだけ胸を張った。

 10番(パー4)。2打目をバンカーに打ち込み、アプローチも寄り切らなかったが、7・5メートルを沈めてパーセーブした。11番パー4は2オンを逃したにもかかわらず、花道からバーディーパットをねじ込んでみせた。14番ではグリーン下のバンカーから60センチにつける絶妙なリカバリーを披露。16番でも残り44ヤードの難しいバンカーショットを1・5メートルに寄せ、危機を脱した。

 苦しい流れでも動じず、横峯は「最近、順位に気を取られすぎていたので、一打一打、丁寧にと心掛けてプレーした」と振り返り、「ショットの状態はあまり良くなかったけど、グリーン周りのバンカーショットやアプローチで耐えることができた」と語った。

 高速グリーンの攻略をキーポイントに挙げ、「順位は気にせずに、しっかり耐えるゴルフができないと、良いスコアメークはできない」と気を引き締めた。

 

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