一方で、Fortuneが報じたところではJawboneはBluetoothスピーカー事業からも撤退する方針だとのこと。Bluetoothスピーカーという市場を創出した企業の一つであるJawboneですが、こちらも2014年以降新製品は出ていないうえ、すでに多数のメーカーが参入して市場は飽和状態。Jawvbone のシェアは全体の5%にまで縮小しています。Jamboxシリーズはデザインの評価こそ高いものの、その市場規模は魅力的とは言いにくい状況となっていました。
Jawboneは2016年1月に1億6500万ドルの資金調達を実施し、CEOのHosain Rahmanは医療グレードのウェアラブル製品を開発するとしていました。The Vergeはその開発はまだ継続中と報じてはいるものの、それが「UP」シリーズの製品となるのか、まったくの新製品となるのかはわかりませんが、この夏後半に出るとされるこの新製品がJawboneの将来を担うことになると言えそうです。