オバマ大統領訪問の広島 原爆資料館に大勢の人
アメリカの現職大統領として初めて、被爆地・広島を訪れ、核兵器廃絶に向けて取り組む決意を表明したオバマ大統領。28日、原爆資料館には大勢の観光客が訪れました。
オバマ大統領は27日、現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪れました。そして、原爆資料館では入り口付近にあらかじめ用意された被爆者の遺品やパネル展示などをおよそ10分間、見学しました。
原爆資料館の志賀賢治館長によりますと、オバマ大統領は平和公園にある「原爆の子の像」のモデルで、被爆後、白血病を患って亡くなった佐々木禎子さんが回復を願って病床で折った折り鶴に関心を持っているようだったということです。
原爆資料館には28日、大勢の観光客が訪れ、館内の展示を見入っていました。神奈川県から出張で広島を訪れたという64歳の男性は「当初、資料館に寄る予定はなかったのですが、きのうの余韻を感じたくて仕事の前に来ました。胸を打たれる展示でした。オバマ大統領がどう感じたか、生の声での感想を聞きたかった」と話していました。
また、広島県出身で和歌山市から観光で訪れた29歳の女性は「オバマ大統領が来たからにはもっとじっくり展示を見てほしかったし、述べた所感も漠然とした内容でもっと具体的であればよかったと正直思います。退任前のパフォーマンスで終わらせずに、核兵器や戦争がなくなり平和につながってほしいです」と話していました。
原爆資料館の志賀賢治館長によりますと、オバマ大統領は平和公園にある「原爆の子の像」のモデルで、被爆後、白血病を患って亡くなった佐々木禎子さんが回復を願って病床で折った折り鶴に関心を持っているようだったということです。
原爆資料館には28日、大勢の観光客が訪れ、館内の展示を見入っていました。神奈川県から出張で広島を訪れたという64歳の男性は「当初、資料館に寄る予定はなかったのですが、きのうの余韻を感じたくて仕事の前に来ました。胸を打たれる展示でした。オバマ大統領がどう感じたか、生の声での感想を聞きたかった」と話していました。
また、広島県出身で和歌山市から観光で訪れた29歳の女性は「オバマ大統領が来たからにはもっとじっくり展示を見てほしかったし、述べた所感も漠然とした内容でもっと具体的であればよかったと正直思います。退任前のパフォーマンスで終わらせずに、核兵器や戦争がなくなり平和につながってほしいです」と話していました。