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自分流mix・マスタリング術(EDM向けかも)
ライター:shildy_1005さん(最終更新日時:2015/4/13)投稿日:2015/4/13
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①Rec編
音録りは極力大きく、シンセのボリュームで調整。ピーク超えない程度に。
シンセ音量最大にしてもトラックの音量小さすぎる(-10db以下)場合は、リミッターつっこんで-10dbくらいまであげる。
-10dbまでは許容値。どうせmixでフェーダー下げるから。
EQでの音作りはこの時点で済ませておくこと。EQ調整の際にローエンドとハイエンドの処理も忘れずに。ローとハイが飽和すると音圧上げのジャマになる。
音量でかいと瞬発的にクリップ出やすくなるから、全トラックリミッター挿入。
シーリングは-0.1dbでいい。このリミッターはピーク抑えることが目的だから、MakeUp(output)値は0でいい。
ピークを抑える目的は、ノイズもあるけどマスタリングの時のため。
一瞬でも余計なデジタルピークがあれば、そこがジャマして音圧上げ切れなくなる。
コンプやリミッターでピークを叩くことで、結果として全体的な音圧上げが可能になる。
エフェクトラック → EQ - コンプ(リミッター) これだけで十分。
シンセのcut off開いたり閉じたりのオートメーションはここで書いておくこと。
このあとトラック書き出したら書けなくなるからね。
全トラックのEQ処理とリミッティングが完了したら、wavで書き出し(フリーズ)
めんどくさがらずにちゃんと書き出すこと。
wavは32bit flortで書き出せば、音質の劣化なんかほとんど感じない。
なんでわざわざ書き出すかって?
CPU負荷削減のためと、wavで書き出す音でmixすることで、より、リスニングする環境に近づくからですが何か?
ひとりよがりで自分しか聴かないなら別にしなくていいけど。
人様に聴かせるつもりなら、それなりにきちんと仕上げましょうという話。
②mix編
DAWの新規プロジェクトに書き出したwavを流し込む。
エクスパンダーは好みの問題だから挿しても挿さなくてもいいけど、挿した方が飽和は起こりにくい。
エフェクトラック
■キック・ベースの場合 → EQ - コンプ - EQ
一段目のEQは、痩せた周波数帯のブーストと余計な周波数帯のカット。ベースは特に、キックの周波数帯以下(だいたい50hz以下)はバッサリカット。
二段目のコンプは余韻の抑えこみ。決して音圧上げではないので勘違いしないこと。
レシオはキック3:1、ベース4:1くらい。アタックはキック遅めの100ms、ベースは30msくらい。リリースはキック60msくらい、ベースはお好みで。
スレッショルドはゲインリダクションが-2~-4くらいになるように設定。
間違ってもMakeUp(out put)ゲインは上げないこと
最後のEQはダメ押しのローエンド処理。30hz以下をばっさり切り落とす。
あと、キックとベースでそれぞれ輪郭がくっきりするように、余計な周波数帯をQで削る。
最終段のEQでブーストは厳禁。するなら一段目で。
■その他のパートの場合 → EQ (- コンプ)
mixで音圧上げる必要性はほぼ皆無なので、コンプは余計な余韻を抑えるのと音粒揃える程度でしか使いません。なので基本コンプは不要です。
mixで音圧上げないとダメな感じがする人は、Recまで戻って音量上げてこいこのやろうきてください(ニッコリ
EQはとにかくローエンドをカット。というか、エンドだけじゃなく、音質変わらない程度に限界までカット。キックやベースのウーハーは逆にハイエンドをカット。
☆パンニングとボリューム調整
パンニングは必要に応じて適量を。EDM系の場合は、派手にやり過ぎるとEDMぽくなくなるから要注意。特にキック以外のパーカッションは「課長のズラみたいに微妙にずれてる程度」でOK。
ボリュームはまずKick(歌モノはボーカル)基準で-7db(Peak値)くらいで設定。
次点でベース、パーカッション系、リード系と続いて適切なボリュームに調整。
パッド系は最後、鳴ってるか?これ鳴ってるのか?くらいがちょうどいい。
これ以上でかくすると、最終的に0dbカツカツ、もしくはピークオーバーになってしまう。
全パートmixした段階で、-2~-3dbがベストオブベスト。
曲にあわせてボリュームオートメーション書く場合は、ピーク値に注意すること。
ここまで完成したらwavで書き出し(2mix作成)。おなじみ32bit flortでね。
めんどくさがらないで、ちゃんと2mixに書き出してね?
③マスタリング編
エフェクトラック → EQ - マルチバンドコンプ - EQ - マキシマイザー
一段目のEQは2mixで痩せた帯域や耳障りな帯域を軽めに調整。±0.5~1db前後くらいの調整が良いかと思います。
二段目マルチコンプで帯域ごとに全体の音粒を揃えます。レシオは1.5~2:1くらい。スレッショルドやMakeUp(out put)ゲインはそれぞれ適量。ここはバランス感が重要なので、自分の耳を信じてダイナミクスが失われないように注意するしかない。とにかく上げ過ぎやり過ぎ厳禁で。
三段目EQでラストのロー・ハイエンド処理。20hz以下、16khz以上の可聴領域外をカット。
ただし、最近流行りのハイレゾ音源作りたい人は、ハイ削り過ぎるとつまらなくなるそうなので適量に抑えておきましょう。
ロー・ハイ以外は触らないこと。足りない部分があるなら一段目に戻って調整。
最終段、マキシマイザー。待ってましたマキシマイザー。
Recから始まるここまでの流れがしっかりとできてれば、ほんの軽くマキシマイズするだけでいい状態になってるはず。
スレッショルドの目安は最大で-4db。最終的にRMS値が-7db前後だったらパーフェクツ。
そのまま書き出してOKっす。
-7dbに届かなくても、-10dbくらいまでならCDレベルの許容範囲内。
Peak値じゃないよ!RMS値だからねっ!
DAWにRMSメーターついてない人はフリーのプラグイン落としてきてね!
残念ながら-10dbにも届かなかったアナタ。mixに問題があります。
クリップノイズが発生して0db超えてる音がありませんか?ローエンドやハイエンドの見えない音が積み重なって飽和してませんか??
-11db以下の極端に小さい音になってしまう場合は、mixに戻って出なおしてきてください。
おつかれさまでした。
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