【動画】都会の中で田植え=恵原弘太郎撮影
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 東京港区の六本木ヒルズの庭園で28日、近所に住む家族連れら約140人が田植えを楽しんだ。

 地上約45メートルのビル屋上に設けられた約130平方メートルの水田に植えられたのは、青森県産の稲「青天の霹靂(へきれき)」。子どもたちは、ぬかるんだ水田で体をかがめ、慣れない手つきで苗を一束一束植えていった。

 田植えを通して日本の食文化などを学んでもらおうと、六本木ヒルズを運営する森ビルが企画。2003年に始まり、今年で14回目。順調に育てば、9月に約60キロの米が収穫されるという。