激辛人気「蒙古タンメン中本」辛口バトル、公式サイトで元社員の店批判

2016年5月28日5時45分  スポーツ報知
  • 「蒙古タンメン中本」新宿店(左)と、「旨辛タンメン荒木屋」(右)

 激辛ラーメンで知られるチェーン店「蒙古タンメン中本」が、公式ホームページ上で元社員が経営するラーメン店を批判する騒動が起きていることが27日までに分かった。

 ホームページによると、元社員・荒木雅晴さん(45)は2012年に「中本」からのれん分けをして東京・蒲田店の店長となったが、不適切な言動があったために契約を解除。その荒木さんが15年4月、蒲田に「旨辛系タンメン『荒木屋』」をオープンし、「中本」と類似するメニューを提供。さらにチェーン展開の計画があるとしている。

 荒木さんは「正直ビックリしました」と困惑顔。先月、「中本」側の弁護士から「『中本』を想起させる表現や味をやめるように」などといった内容の文書が届いたため、今月中旬に改善点や味の説明などを記した文書を返信したところ、突然ホームページで批判されたという。

 「まだ問題があるなら、連絡をしてほしかった。私は対立するつもりはないし、話し合いのテーブルに着いてもいいと思っています」と荒木さん。チェーン展開については「確かに、別店舗の計画はありました。ただ、(『中本』側が)勘違いしているようですが、同じ旨辛系ではなく、まぜそばの店を考えていた。それだけは、キッチリ言っておきたい」と主張した。

 「中本」の白根誠社長は、ホームページに「断固たる態度で対処していく」とする直筆文書を掲載。経営する「誠フードサービス」は今後について「現在は何も答えられない」と話した。

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