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ともにょの うなぎロール

大相撲、カメラ、音楽、旅、暮らしなど。奇数月は 相撲ネタ多め。今期は自治会の隣組長です。

相島積石塚群アドベンチャー~福岡県糟屋郡新宮町相島にて~

カメラ・写真 動物 旅行

こんにちは、ともにょです。

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先日、福岡県新宮町にある相島(あいのしま)という島に行ってきました。

特にこれと言って理由はなかったのですが 「相島、行ったことないから行ってみようか。猫の島としても有名だし、面白そう」という感じで 決め、結果 かなりのアドベンチャーになりました。

時間や路線、乗り換え時間など事前に調べて紙に書き出しておいたのですが、その紙を当日 家に置き忘れてしまっていました。 それも旅の醍醐味ということで・・・心もとないですけど・・ 

ただ、その、紙に書いたことで頭に入ったから・・・紙の威力ってすごいですね (というか単に脳の劣化!?)

時間通りに来た電車の中で、友人と合流。快速で福工大前に到着、コミュニティーバス「マリンクス」の相らんど線で渡船場に向かい、船のきっぷを買って、乗船です。

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渡船料金は片道460円。観光客には往復料金の設定なし。相島側の渡船場の券売機には往復乗船のボタンが存在していました。

いざ乗船!

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渡船「しんぐう」の様子。

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風が強くて揺れました~~ 友達は「揺れてる~~(うへぇ)」ってなっていました。片道17分だから私は酔わなかったけど、遠くのほうばっかり見て酔わないようにしました。でも もっと長い時間だったらあぶなかったかも?

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島に接近。

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右手に めがね岩が見えてきます。

めがね岩は、正式には鼻栗瀬(はなぐりぜ)というそうです。ブラタモリ(熊本の回)でも「はなぐり」って出てきましたね!後ろに座ってたおじさんの雑談によれば、島では真珠の養殖が盛んらしく、ウキ(ブイ?)がいっぱい浮いてました。

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行きの船に乗ってる観光客らしき人たちには韓国人&日本人の3人グループや、単身の一人旅女子、間違いなくネコ好きですね(^ω^)、外国人の一人旅、キヤノンのデジタル一眼をぶら下げた男子、韓国人カップル、親子連れなどがいました。

島、到着。

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日差し強いよーー!
ついたけど、猫の島というわりにネコがいない~!暑いからみんな陰に逃げてるんでしょうね!

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島への行き方以外はほとんど下調べしてなかったので、積石塚群っていうのに行ってみる?ってことになり、歩いて小学校の方面へ向かいます。

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どんどん人がいなくなっていく。

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小学校を横目に細い坂の道をひたすら進む。途中、キヤノンカメラ男子に撮影を頼まれ会話しました。学校の課題で来ているということでした。
前を歩いていた女性達は、先へ進むのを断念したのか、引き返してきました。

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心細いながらも前に進み、横道に入って突き進むと、海沿いに出ました。

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しばらくして私たちのうしろからきた韓国人カップルも、結局ここまでしかこなかったようです。画像には写りこんでないけど、手前はゴミだらけの石場。ハングルの文字の空きタンクや食料品の包装ゴミ、バッグや靴なんかもありました。ここまで来ると前も後ろもだれもいない!載せてる画像は普通の明るさにみえるけど、島に到着してからは結構アンダーに設定しています。

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積石塚群に向かってひたすらあるく!
途中ですんごい強いにおいがして、なんのにおい?これ、、セロリのにおい?

そっちのほうを見たら・・

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こんなでっかいセロリのお化けみたいなのが生えてました。怖い。花らしきところにアリがいっぱい群がってました。ミツが出るのかな?あとで友人のスマホで調べたけどそれらしき植物がわかりませんでした。詳しい方いらっしゃいましたら教えてください。結構いっぱい群生してました!

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まず最初に着いたのが、朝鮮通信使の集合墓地。

よく考えたら、いまいる場所は言ってみれば、お墓。でも道が無くてこれ進むには この石積みの墓地をふんだくっていかな先に進めないのでは?っていう、お寺の墓地とかだったら考えられないですけど、(スミマセンスミマセン)と心の中で言いながら先に進んでたら、いきなり後ろから声が。キヤノン男子が足早に追い越して行きました。

ふい~ びっくりした~・・

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墓場を抜けてまた海が見えます。

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斜めに倒れている標識。
キヤノン男子は、ここを右に行きました。めがね岩のほうですね。私たちはそっちへも興味あったのですが、すごい足場を左右どちらも行くのは時間的・体力的に無理なので左へ。夏だけ温泉も気になりますねぇ。

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右は絶景。左は・・・

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石が敷き詰められているような、置かれているような、踏めばぐらつくその道をバランスとりながら進みます。照り返しが半端なかったです。

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ところどころ赤い支柱が立ってるので、そこは墓なのね、と。

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石室の積石塚を目指し歩きます。

振り返ったら、遠くにめがね岩が見えましたよ。

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なんという絶景・・・

さらに進んでいると、私たちが目指す石室も見えてきました。

石でできた古墳ですね。

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おおきな石室のお墓に到着~~、汗だく。でも海からの強い風があるのでうだるほどではないですね。完全な形で残っていたわけではないので、一部復元だそうです。

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興味のあるマニアな方は、「相島」「積石塚」で検索するとたくさんでてきますよ!

ともにょも古墳は好きなほうです!フフフ

 

古墳クッション・・・かわいい

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墓の積み石の平たい部分にデジタルカメラを置いて(コラ)、めがね岩の絶景をバックにセルフタイマーでツーショットを撮りました。でも ふたりとも眩しすぎで目があかないし、強風でカメラはぐらぐらするしで難しい! 撮り直しても やっぱり目をつむってる。私もUV防止の手袋を外し忘れてたのでタクシードライバーの推理日誌状態。一応、フィルムカメラでもフラッシュシンクロさせて撮りましたが・・現像してみないと分かりませんね。 

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石室の近くに 東屋みたいなのがあって、そこで休憩して、来た道を戻るんではなくショートカットコースで帰りました。最初からこのショートカットコースで石室に行っていれば、こんなに汗だくになって体力消耗しながら行かなくて済んだんですが、遠回りコースを選んだからこそのアドメンチャー感?達成感?ですね。いいとこどりしちゃったらあんまり印象に残らなかったかもしれません。

 

※相島の積石塚群へ行こうとお考えの方は、風が強いので飛ばされない帽子、歩きやすい運動靴、水、カメラが必須です。ショートカットコースで行っても、そこそこ足場が危険です。気をつけてくださいね!

※私たちが30分ほどかけて見学したこの部分は、積石塚群のほんの一部ですので、全体を見学される場合は現場でかなりの所要時間(1時間半くらい?)が必要だと思います。船の時間の確認と、しっかり水分補給をされてください。

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~おまけ~

積石塚群から港のほうに戻ると猫たちに会えました。

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撮らせてくれてありがとう。またね~