ひと月の洋服代は多い時で10万円。少ない時でも5万円。
会社員時代の話です。
お給料は手取りで25~30万円程度。
ひとり暮らしでしたが、住宅補助が出たためほとんど家賃がかからず、
稼いだお給料は洋服や外食、旅行など、楽しいことに全部注ぎ込んでいました。
あの時が、人生でいちばん何も考えていない、考えられなかった時期でした。
服で気持ちを紛らわせていた
就職なんて本当はしたくなかったけれど、当時はかなりの就職氷河期。
みんな内定を必死に取りに行っていました。
遅れを取りたくないだけの就職活動。
仕事が始まっても、組織の流れに乗っているだけでした。
やりたいこともわからない、仕事はまあ楽しいけれど、このままでいいのかわからない。
でもお金が稼げているからいいのかな。転職?…でも勇気が出ないし。
不安ややり場のない思い、スパッと決められない自分へのフラストレーション。
そんな出口の見えない思いが噴出した先が、月10万円の洋服代だったのだと今思います。
そんなわけでたまりにたまった服
値段もそれなりだったのでなかなか処分できないでいましたが、重い腰が上がりました。
トップス:15着
色鮮やかなスプリング~サマーの色味が好きでした。でも似合うのはオータム。
似合わないものは処分します。
そしてフリルや刺繍、ふんわりした袖、レースなどガーリーなものが好きでしたが、
軒並み年齢的にアウトです。
高かったけれど着心地イマイチなボーダーニット(2段目左から2つ目)も処分です。
シャツ:3着
どれも着心地がしっくりきません。
・左のカーキ→丈が短く、インするとすぐ出てきてしまう
・真ん中の赤チェック→スタッズが重い
・右の青チェック→実は七分袖で、意外に使い勝手が悪い
ワンピース:6着
どれも膝丈なのですが、膝丈のワンピースをカジュアルダウンして着られません。
そもそもワンピースが体型に合わないのかも…処分します。
ボトムス:9着
産後体型が変わりました。
下腹は出たけれど、おしりは減るという悲しい体型。
サイズが合わなくなったため、気に入っていたけれど処分します。
小物:4点
・ティラマーチのななめがけ→大好きなのですが、長財布を入れるともう他に入らないので、手放します。
・ベルト→お気に入り2本があるので、使っていないものを処分。
・ピンクのバッグ→パーティー用。もうみんな結婚して用済みなので、姪っ子ちゃんにあげます。
いつものように10分で、とはいきませんでしたが、20分程度で選別できました。
なれてきて、判断が早くなってきたのを感じています。
ちなみに、これは衣替えのタイミングで行った「夏物に限った断捨離」です。
冬物はドカッと秋口にまたがんばります。
▼目指すはここなのだ!
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▼でもやっぱり服は好き。