27日に閉幕した主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)は、安倍晋三首相にとって、消費増税を先送りする口実づくりの場となった。G7で共有した「世界経済のリスク」を理由に、「アベノミクスの失敗」という批判をかわしたい考えだが、ほかの首脳との認識の差は大きく、野党も反発を強めている。
「我々はリーマン・ショックという危機を防ぐことができなかった。リスクについてしっかり議論し、大きなリスクに直面しているという認識で一致した」
残り:1736文字/全文:1953文字
トップニュース
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞官邸クラブ
PR比べてお得!