蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【首都スポ】関東大学サッカー 国士舘大FW山口はスーパーサブ 「ゴールに直結するプレーを!!」2016年5月27日 紙面から
FW山口は1年時の一昨季はリーグの新人賞を獲得して「充実」のシーズンを送ったが、2年になると出場機会を思うようには得られず、「力不足」を痛感した。その一方で昨季は、高校時代から同期のMF荒木翔がアシスト王に輝いた。高校から大学1年にかけての実績は山口の方が上だったが、立場が逆転した。 「荒木が活躍していく中で、『自分も』という思いが逆にプレッシャーになってしまいました」 156センチと小柄な山口は動き回りながら相手がいやがるポジションに入り込み、少ないタッチ数でテンポ良くパス&ゴーを繰り返してゴールに絡む。しかし、荒木のブレークに対する悔しさや、「自分も」という焦りから、もともとのリズムがいつしか狂い、自分のプレーをなくしていった。 期するところがあった今季も、今のところスタメンは1試合だけと、流れを変えるための交代要員に甘んじている。そして、まだ無得点だ。 「もっといいポジションをとって、もっとパスを受けて前を向いて、ゴールに直結するプレーをしないとダメです。先発で出たい気持ちはありますけど、チームがこんな状況なので、今は(交代出場という)与えられた役割の中でチームを勝たせたいと思います」 勝負どころの時間帯で登場し、コマネズミのようなちょこまかとした動きで相手DFを翻弄(ほんろう)する。山口がそんな本来の力を発揮したとき、チームも必ずや浮上のきっかけをつかむ。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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