大韓航空機 ブレーキ痕700m 部品散乱
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27日、羽田空港を離陸滑走中の大韓航空機の左エンジンから火が出て乗客が緊急脱出したトラブルで、滑走路にはおよそ700メートルにわたってブレーキをかけた跡が残り、この間に壊れた左エンジンの部品が散乱していることから、国の運輸安全委員会が当時の状況を調べています。
27日昼すぎ、羽田空港で、ソウル・キンポ(金浦)行きの大韓航空2708便、ボーイング777型機が離陸滑走中、左エンジンから火が出て離陸を中断しました。
この便には乗客乗員319人が乗っていましたが、全員が緊急脱出し、東京消防庁によりますと、12人が足を打つなどのけがをして病院に運ばれました。
このトラブルで、国の運輸安全委員会が27日、現場の状況を調べたところ、滑走路にはおよそ700メートルにわたって、ブレーキをかけた際にできたタイヤの跡が残っていたということです。
また、この間に壊れた左エンジンの部品が散乱していて、特にブレーキをかけ始めた地点に多くが散らばっていたということです。
これまでの調査で、出火した左エンジンは、外側を覆うケースが壊れ、エンジン内部の部品が外に飛び出し、周囲に散乱していたことが分かっています。
また、離陸の際、旅客機はエンジン出力を最大にして滑走を開始しますが、複数の乗客が、離陸滑走中に大きな音がしたと証言していることから、運輸安全委員会が当時の状況を調べています。
この便には乗客乗員319人が乗っていましたが、全員が緊急脱出し、東京消防庁によりますと、12人が足を打つなどのけがをして病院に運ばれました。
このトラブルで、国の運輸安全委員会が27日、現場の状況を調べたところ、滑走路にはおよそ700メートルにわたって、ブレーキをかけた際にできたタイヤの跡が残っていたということです。
また、この間に壊れた左エンジンの部品が散乱していて、特にブレーキをかけ始めた地点に多くが散らばっていたということです。
これまでの調査で、出火した左エンジンは、外側を覆うケースが壊れ、エンジン内部の部品が外に飛び出し、周囲に散乱していたことが分かっています。
また、離陸の際、旅客機はエンジン出力を最大にして滑走を開始しますが、複数の乗客が、離陸滑走中に大きな音がしたと証言していることから、運輸安全委員会が当時の状況を調べています。