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【大相撲】

「第2の琴錦」育成するぞ!! 朝日山部屋新設承認

2016年5月27日 紙面から

朝日山親方(元琴錦)

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 史上初となる2回の平幕優勝を誇る元関脇琴錦の朝日山親方(47)が、大相撲名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)から尾車部屋から独立し、3人の弟子を率いて師匠としてスタートを切る。26日に開かれた理事会で、朝日山部屋の新設が6月1日付で承認された。

 朝日山親方は現役引退後は佐渡ケ嶽部屋に所属し、その後は尾車部屋へ移籍した。「2つの部屋を経験してますので、いいところをまねしていきたいです。稽古は佐渡ケ嶽部屋と同じように厳しく、私生活は尾車親方と同じように家族ぐるみの明るい部屋にしたい」と抱負を語った。

 名古屋場所宿舎は愛知県一宮市に構える。「教習所に通う弟子もいるので、土俵作りは私もやります」と親方自ら弟子とともに汗を流して部屋を作っていく。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「部屋を持つのは大変な時代だし、子供を育てるのは責任があるが頑張ってほしい。部屋を作ることで、相撲をやりたいという弟子も集まる。第2の琴錦を育てるよう期待している」と話していた。 (岸本隆)

 

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