藤崎麻里、栗林史子、奥田貫
2016年5月28日00時56分
民泊を仲介する米Airbnb(エアビーアンドビー)のPRに27日、レンタル大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が乗り出した。自社の店舗TSUTAYA(ツタヤ)で民泊の「魅力」を紹介。民泊の貸し手を掘り起こして普及を目指す。ただ、民泊は地域住民とのトラブルなど問題もある。提携はルールづくりを促すきっかけになりそうだ。
■貸し手開拓、普及へ協業
「CCCには多くの利用者がいて、共に民泊を促進したい。特に地方再生を念頭に、共同事業をしたい」
エアビーアンドビーの共同創設者のジョー・ゲビア氏は27日、記者会見でこう話した。同社は部屋を貸したい人と部屋を借りたい人をつなぐ民泊の仲介サイトを手がけるベンチャー。世界191カ国で展開し、日本では2010年ごろ最初の民泊を仲介した。
CCCは今後、ツタヤの店舗やウェブサイトを通じ民泊の普及を目指す。民泊を始めた貸し手に、自社のポイントサービス「Tポイント」を贈る。
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