【巨人】07年以来の6連敗で一気に5位…3安打で菅野援護できず
2016年5月27日21時9分 スポーツ報知
◆巨人0―1阪神(27日・東京ドーム)
巨人が阪神・岩貞の前に3安打完封負けで07年7月以来の6連敗を喫して勝率が5割を切り、DeNAが勝ったため一気に5位に転落した。巨人先発の菅野は、7回1失点(自責0)と粘りの投球だったが打線の援護なく今季初黒星となった。
1回の失策が勝敗の明暗を分けた。阪神に1死一、二塁の場面を作られ、ゴメスへの遊撃内野安打を処理した坂本が三塁での封殺を狙ったが悪送球。二走が一気に生還し、1点を先制された。結果的にこの1点が決勝点となった。
不振が続く巨人打線は3安打のみ。この日1軍昇格し今季初出場となった岡本は2回1死一塁で遊撃ゴロ併殺、4回2死一塁で空振り三振に倒れた。
巨人先発の菅野は1回の失点以降、安打を許しながらも粘りの投球で7回を投げ抜いた。2番手のマシソンも2イニングを0点に抑えたが、打棒がまた振るわなかった。
試合前まで勝率5割で3位だった巨人だったが、この日の敗戦で借金1。勝率でDeNAにも抜かれ、一夜で5位に転落した。
巨人の6連敗は07年7月以来。なお当時6連敗目を喫した7月12日の阪神12回戦(東京ドーム)では、高卒ルーキーだった坂本が延長12回に阿部の代走でプロ初出場していた。