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4月も下旬。季節は春から初夏へ。街を歩けば、小学校に入学したばかりのピカピカのランドセルを背負った児童たちがキャッキャと楽しそうに下校していた。この季節ならではの、ほほ笑ましい光景だ。
こうした普通の日常を過ごしていたであろう児童を、「死にたくないなら署名しろ!」と脅迫まがいに強要し、一転、恐怖のどん底へと突き落とした日本共産党の運動員がいた。
この驚くべき〝事件〟は、東京都足立区の区議会で行われた無所属議員の質問(昨年2015年6月29日の総務委員会)によって明るみになった。議事録によると、〝事件〟が起きたのは昨年6月25日。共産党の腕章を付けた運動員が、足立区内のある小学校の近くで〝戦争法反対〟の署名活動を行っていた。学童保育帰りの小学生を相手に「これに署名をしないと、死んでもいいなら名前を書かなくてもいいよ、死にたくないなら名前を書きなさい」と脅迫して署名をさせていた。
署名を強要された、ある小学1年生は帰宅後、「住所が書けないと、爆弾で死んでしまう」と泣きながら母親に報告。激怒した母親は区議会の共産党控え室に苦情の電話を入れ、共産党議員が謝罪したという。
この〝事件〟を無所属議員が区議会で指摘すると、別の共産党議員が「(電話があった時に)私も隣りにちょうどいましたので、控え室で聞いている」と事実を認めた。
ところが、話はそこで終わらない。「共産党の方針として、子どもに署名をさせるという方針を持ったことはありません。組織としてそういうことをやっていたのではない」と開き直ったのだ。まるで、腕章を付けた運動員が勝手にやっているかのような言いぶりだ。では果たしてそうなのか。否、そうではない。
目的のためなら手段選ばない本性が露呈
調べてみると、過去のネットニュースの配信で〝福岡県水巻町の共産党町議が帰宅途中の複数の小学生から安保法案反対の署名活動を行い、保護者に謝罪していた〟との記事を見つけた。記事では同町教育委員会が「教育的配慮に欠ける行為だったと認識している」とコメントしている。署名を行ったのは昨年6月。〝脅迫運動員〟と同じ時期ではないか。名前があれば誰でもいい――。目的のためなら手段を選ばない共産党の本性が、こうした署名の姿勢からもうかがえる。
共産党は今、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」などが2000万人を目標に展開する「戦争法の廃止を求める統一署名」について、1000万人を党の自主的な目標に掲げて取り組んでいる。だが、その達成に躍起になればなるほど共産党の異常さが浮き彫りになり、ますます嫌われるに違いない。
ライター たけはるき
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この記事によると、足立区の議会で問題になっているとのことですので充分ウラが取れてますね。(笑)
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