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最終更新:2016年5月26日(木) 22時27分

「未来が見える車の技術」信号を先読みする世界初の市販車

 ホンダは、信号の変わり目が事前にわかる世界初の市販車を26日から発売しました。どう便利になるのでしょうか。

 「40km/hで進むと青で渡れます」(ホンダ 中野泰宏研究員)

 26日、発売した最新の車。ドライバーは信号の変わり目を知っているかのように運転しています。

 「次の信号が赤になっているので止まります」(ホンダ 中野泰宏研究員)

 どうして分かるのでしょうか。

 「道路から来る情報をメーターに表示することで、事前に信号の情報が分かるようになっています」(ホンダ 中野泰宏研究員)

 そう、この車は信号の変わり目を教えてくれる最新技術を搭載しているのです。この技術が市販車に搭載されるのは、世界で初めてだといいます。

 「信号待ちのときには、赤信号の残り時間も教えてくれます」(記者)

 車が教えてくれるのは3つ。1つ目は前方の交差点を青信号で通過するために必要な速度。2つ目は前方の信号が赤色に変わるタイミング。3つ目は信号待ちの際の赤信号の残り時間です。

 「都会の人は助かると思いますよ」(男性)

 これを可能にしたのが、交差点に設置された機械。信号が変わるタイミングを教えてくれているのです。実は、すでに全国25の都道府県の5702か所の交差点で設置されていて、今後も増加する予定です。ホンダは今回の技術の導入で、急発進や急停止などによる交通事故の減少のほか、燃費の向上につながるとしています。(B

 「ドライバーにとっては未来が見えるというのですかね。自動運転に向けてつながる技術だと思っている」(ホンダ 二宮亘治主任研究員)
(26日18:02)

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