歌謡曲レーベル物語(2)・クラウン




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      クラウンレコード(10〜)




クラウンレコード(1)

昭和38(1963)年12月に第1回新譜を出したクラウン・レコードは
当時6社体制(戦前からの「コロムビア」「ビクター」「キング」「テイチク」
「グラモフォン(ポリドール)」の5社に、戦後加わった「東芝」を加えた6社)
だった大手レコード業界で、第7勢力として発足しました。

原則として海外原盤との契約なしに、国内レーベルのみを扱ってきたのは
それまでの他社ににない特徴で、こんなところにもクラウン・カラーが
出ていると思います。

発足当初は歌手・作家ともコロムビアからの移籍が多かったのですが、そんな中でも
第1回新譜にはその後のクラウンで活躍していく山田太郎・一節太郎などが
新人としてデビューを飾っていました。

発足の経緯などは、約10年前に姉妹ページの「きまぐれ歌謡曲」の中で
美空ひばりをとりあげた時に書いたものを参照いただくとして、
ここでは第1回発売新譜からの発売状況を記録することで
初期クラウンのレーベルカラーを感じとっていただければと思います。


第1回発売:昭和38(1963)年12月1日

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-1 関東春雨傘 米山正夫(詞・曲) 美空ひばり
(注) だから涙はみせないよ 緒方優作/越純平 美空ひばり
CW-2 銀座の庄助さん 三宅立美/いづみゆたか 北島三郎
遠き灯り 結城隆磨/いづみゆたか 北島三郎
CW-3 温泉芸者 越純平(詞・曲) 五月みどり
ご想像にまかせます 有田めぐむ/越純平 五月みどり
CW-4 後姿 平岡精二(詞・曲) 守屋浩
日記 平岡精二(詞・曲) 守屋浩
CW-5 故郷のお母さん 水島哲/赤倉正人 高木たかし
星の中の湖 水島哲/赤倉正人 高木たかし
CW-6 日本回想譜 結城隆磨/加島善雄 ミュージカル・アカデミー
赤坂音頭 結城隆磨/加島善雄 ミュージカル・アカデミー
CW-7 この道 北原白秋/山田耕筰 立川澄人
砂山 北原白秋/山田耕筰 立川澄人
CW-8 日本晴れ富士 有田めぐむ/関野幾生 大川ひろみ
女坂 有田めぐむ/関野幾生 大川ひろみ
CW-9 浪曲子守唄 越純平(詞・曲) 一節太郎
一発節 緒方優作/越純平 一節太郎
CW-10 哀愁の果て 上尾美代志/越純平 坂芳子
左様ならさくらんぼちゃん 緒方優作/越純平 坂芳子
CW-11 青島だァー 青島幸男/萩原哲晶 青島幸男
女なんて 青島幸男/萩原哲晶 青島幸男
CW-12 南の島に月がでる 有田めぐむ/いづみゆたか 千葉のぼる
港のスケッチ 有田めぐむ/いづみゆたか 千葉のぼる
CW-13 ドンデン育ちのおけさっこ 岡村喜雄/越純平 おさげ姉妹
稗つき十三夜 緒方優作/越純平 おさげ姉妹
CW-14 お聞き下さい皆様よ なかじまきよじ/平柳晴司 津田耕次
親馬鹿ちゃんりん 平柳晴司(詞・曲)、なかじまきよじ(補作詞) 津田耕次
CW-15 初恋行進曲 有田めぐむ/いづみゆたか 高峰かおる
別れ星 鈴木環/いづみゆたか 高峰かおる
CW-16 ひとりぽっちのバンビーノ 中山大三郎/前田利克 志摩ちなみ
なみだの宝石 有田めぐむ/前田利克 志摩ちなみ
CW-17 あやめの咲(サイ)太郎 有田めぐむ/正木よしお 江島新太郎
弁天小僧旅を行く 有田めぐむ/正木よしお 江島新太郎
CW-18 清らかな青春 結城隆磨/島津伸男 山田太郎
遠い星 結城隆磨/竹田喬 山田太郎
CW-19 ユー・アー・マイ・サンシャイン 有田めぐむ/J・デイビス、C・ミッチェル 黒田ゆかり、ザ・エコーズ
姉さんの恋人 有田めぐむ/たけだのりを 黒田ゆかり、ザ・エコーズ


(注)原則として表記は当時のまま。
CW-1 美空ひばりの「関東春雨傘」のみ、12月10日に発売された。
作詞の有田めぐむは星野哲郎の変名、作曲のいづみゆたかは市川昭介の変名。

第1回発売時のレコード月報・表紙 一節太郎のことなど(「きまぐれ歌謡曲」より)


クラウンレコード(2)

クラウンレコード創設の中心となった伊藤正憲氏の1971(昭和46)年の著作
「レコードと共に四十五年〜私のアルバム」の中に、社名がクラウンに決まった
経緯が書いてあります。

それによりますと、候補にあがったのは、セントラル、ダイヤモンド、
パシフィック、ロビンス、や、ライオンなど。
当初は伊藤氏のあだ名からとった「ライオン」が有力だったようですが
キングレコード(ライオンのマーク)と似てくるということで廃案になり、
その後「クラウン」という案が出ますが、当時の電機メーカーの中に
同じものがあったために一旦断念。しかし、この名称が心に残って捨てがたく、
クラウンでだめなら、ハイクラウン、か、サンクラウンにしてでも
この名前にしようと決まり、その後の調査でその電機メーカーがレコードに関しては
登録していないことが判明したため、「クラウン」に決定したということです。

ところがこのあとで、ある玩具メーカーがすでに「クラウン」という名前で
商標登録をしてあるということが判り、果してどうなるかと思われましたが、
こちらはまだ名称を使用するところまではいっていなかったため、
当時のお金で百五十万円ほどで権利を買い取るかたちで解決を図ったといいます。

また、第1回発売は会社発足から間もなかったため、レコードのプレスを
ビクターが代行して行ない、その後も自前の工場は持たずにレコード製造を
外部委託するかたちで制作を続けました。それまでのレコード会社とは違う
このやり方は、後に誕生するミノルフォンでも同じ方式がとられています。

なお、第1回発売の中で「ひとりぽっちのバンビーノ」を歌っている志摩ちなみは、
昭和40(1965)年にテイチクに移籍してからアイ・ジョージとデュエットした
「赤いグラス」のヒットで知られています。


昭和39(1964)年1月15日臨時発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-20 籠の鳥ワルツ 有田めぐむ/越純平 五月みどり
女は恋に弱いのよ 鈴木環/いづみゆたか 五月みどり
CW-21 東京の夜は青春 萩敏郎(詞・曲) 若山彰
愛の願いを 萩敏郎(詞・曲) 若山彰
CW-22 嵐は去りて 有田めぐむ/吉田ひでお 平田夕子
幼き頃よ 有田めぐむ/吉田ひでお 平田夕子
CW-23 別れの哀歌 中大介/島木謙 宮城美千子
波止場エレジー 中大介/サトウ進一 宮城美千子
CW-24 さらば涙よ 有田めぐむ/たけだのりを ヤング・ピンポンズ
ピンポンポン 有田めぐむ/たけだのりを ヤング・ピンポンズ
CW-25 浅間追分 米山正夫(詞・曲) 葵ひろ子
利根の子守唄 米山正夫(詞・曲) 葵ひろ子
CW-26 そろりと参ろう 青島幸男/萩原哲晶 青島幸男
ヘイコラ・チョンボ なかじまきよじ/平柳晴司 津田耕次


(注)原則として表記は当時のまま。 昭和39(1964)年1月新譜レコード月報より


クラウンレコード(3)

発足から2ケ月目の昭和39(1964)年2月、まだ大ヒットのなかったクラウンに
大型新人が登場します。のちに、橋幸夫、舟木一夫とともに御三家と呼ばれた西郷輝彦
その人です。試聴会でデビュー盤「君だけを」を聞いた当時の専務取締役・伊藤正憲氏は
この曲を勝負曲と感じ、レコード番号にCW−35(サイゴー)とつけて、初回出荷も
3万5千枚にし、35万枚売れと大号令をかけたそうです。

その結果はうれしい誤算で35万どころか60万枚を越える大ヒットとなって、
レコードのプレスも間に合わない状態が続きました。新生クラウンの第1号ホームランを
記録したこの曲は、初期クラウンの青春歌謡路線を決定づけた1曲となりました。

またこの月には北島三郎が、コロムビア時代の「ギター仁義」に続く「仁義」シリーズの
第二弾「ソーラン仁義」をリリースして演歌ファンを喜ばせています。


昭和39(1964)年2月発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-27 ソーラン仁義 畔田耕吉/成田武夫 北島三郎
ギター泣けなけ 稲葉爽秋/木村孤童 北島三郎
CW-28 くちなしの花が咲く頃 時志乃夫/福田正 守屋浩
かんざし 時志乃夫/いづみゆたか 守屋浩
CW-29 ズッキン節 草笛道夫、結城隆磨/前田利克(補作曲) 花ノ本寿
さむらい小唄 結城隆磨/前田利克 花ノ本寿
CW-30 母さんの夢 水島哲/赤倉正人 高木たかし
夢をさがしに旅に出た 水島哲/赤倉正人 高木たかし
CW-31 飯場三味線 有田めぐむ/越純平 一節太郎
土方一代御意見無用 畔田耕吉/越純平 一節太郎
CW-32 別れの十三番ホーム 有田めぐむ/いづみゆたか 有馬いち子
波止場物語 有田めぐむ/いづみゆたか 有馬いち子
CW-33 悲しいトラムペット 米山正夫(詞・曲) 後藤久美子
サーカス・キッド 米山正夫(詞・曲) 後藤久美子
CW-34 花の地平線 八反ふじを/関野幾生 大川ひろみ
根性一筋 八反ふじを/関野幾生 大川ひろみ
CW-35 君だけを 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
ひとりぼっち 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
CW-36 女徳 有田めぐむ/越純平 橘恵子
流転の宿 千葉幸雄/越純平 橘恵子
CW-37 ハイチャイこの町 越純平/緒方優 坂芳子
恋の鳥 稲葉爽秋/木村孤童 坂芳子
CW-38 清く明るく美しく 結城隆磨/関野幾生 山田太郎
この樹の下で 結城隆磨/島津伸男 山田太郎
CW-39 えくぼのワルツ 有田めぐむ/いづみゆたか 高峰かおる
泣いてごめんね 有田めぐむ/いづみゆたか 高峰かおる
CW-40 いやどうも 有田めぐむ/いづみゆたか 若山彰
山が待ってる 結城隆磨/三木かをる 若山彰
CW-41 前髪道中 斎藤貞夫/正木よしお 江島新太郎
須磨の横笛 有田めぐむ/正木よしお 江島新太郎
CW-42 思い出は霧に濡れて 八反ふじを/梶原誠二 橋本一夫
故郷を偲ぶ歌 八反ふじを/梶原誠二 橋本一夫
CW-43 女ひとりの夜 米山正夫(詞・曲) 梶原三鈴
哀愁桟橋 米山正夫(詞・曲) 梶原三鈴
CW-44 まだ若すぎて 二条冬詩夫/関野幾生 永井江利子
素敵なパートナー 雪野敏夫/関野幾生 永井江利子
CW-45 誰にささげん 有田めぐむ/前田利克 苅田千賀子
我が愛する人 米山正夫(詞・曲) 苅田千賀子
CW-46 城ヶ島の雨 北原白秋/梁田貞 立川澄人
出船 勝田香月/杉山長谷夫 立川澄人
CW-47 ふたりしずかの花白く 結城隆磨/加島善雄 ミュージカル・アカデミー
巣立ちの歌 結城隆磨/加島善雄 ミュージカル・アカデミー
CW-48 ダニー・ボーイ 漣健児(訳詩)/千野寛 マイラー・テーラー
ブラック・エンジェル マイラー・テーラー(詞・曲) マイラー・テーラー


(注)原則として表記は当時のまま。 花ノ本寿の「ズッキン節」は発売後に放送禁止扱いとなった。 レコードプレス工場でデビュー盤を持つ西郷輝彦


クラウンレコード(4)

発足から半年あまりの間は毎月の新譜発売時期が一定せず、ほとんどが臨時発売の
扱いでリリースされていました。また、このあたりからキリのいいレコード番号は
あらかじめ注目作品に割り当てられるようになってきたため、レコード番号が
発売の順番と食い違って採番されることも多くなってきました。

具体的には、コロムビアから移籍した高石かつ枝のクラウン盤の1枚目と2枚目が
「CW-50」(おとめの像/花の決死隊)と「CW-60」(夢みるころ/箱根山)として
採番されて3月20日に発売されたため、それよりも若い番号の「CW-52〜59」は
4月1日及び15日に発売されるかたちになっています。

またこの時期はクラウン最初のLPレコードが発売されており、歌謡曲以外に
童謡レコードの発売が始まったのもこの頃でした。



昭和39(1964)年3月20日臨時発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-49 人情うら街道 雪野敏夫/米山正夫 里見浩太郎
振られ道中 米山正夫(詞・曲) 里見浩太郎
CW-50 おとめの像 松坂直美/成田武夫 高石かつ枝
花の決死隊 松坂直美/木村孤童 高石かつ枝
CW-51 お先にごめん 松原きよし、なかじまきよじ(補作詞)/平柳晴司 津田耕次
おったまげたよ なかじまきよじ/平柳晴司 津田耕次
CW-60 夢みるころ 松坂直美/木村孤童 高石かつ枝
箱根山 松坂直美/成田武夫 高石かつ枝

昭和39(1964)年4月1日臨時発売新譜
番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-52 ドミニク スール・スウリール(詞・曲)、高田三九三(訳詩) クラウン・ポニー・ボーイズ
一輪の花 スール・スウリール(詞・曲)、高田三九三(訳詩) クラウン・ポニー・ボーイズ
CW-53 ギターを弾こうよ 水島哲/たけだのりを 佐々木功
ちぎれた夢 水島哲/たけだのりを 佐々木功
CW-54 喧嘩辰 有近朱美/関野幾生 北島三郎
がんす横丁 英玲二/関野幾生 北島三郎

昭和39(1964)年4月15日臨時発売新譜
番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-55 チャペルに続く白い道 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
君のひとみ 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
CW-56 温泉旅行 上尾美代志/大橋一夫 五月みどり
お流れちょうだい 有近朱美/大橋一夫 五月みどり
CW-57 おとぼけ美代ちゃん 佐竹まさを/米山正夫 守屋浩
わすれ貝 中山大三郎/前田利克 守屋浩
CW-58 君は白百合 有田めぐむ/前田利克 藤原良
白い苺の花 結城隆磨/前田利克 藤原良
CW-59 惚れるばかりが恋じゃない 稲葉爽秋/成田武夫 橘恵子
一生いちど 稲葉爽秋/木村孤童 橘恵子
CW-61 最上川おばこ ふじとたかし/いづみゆたか 葵ひろ子
母恋おばこ 斉藤貞夫/いづみゆたか 葵ひろ子
CW-62 アジサイ物語 結城隆磨/いづみゆたか 岬エリ
私ばかりの罪じゃない 結城隆磨/いづみゆたか 岬エリ
CW-63 オリーブの故郷 のぶひろし/越部信義 山内久
夕映えに祈る のぶひろし/越部信義 山内久
CW-64 弱いオノコの唄 米山正夫(詞・曲) 柳家小せん
カーチャン節 米山正夫(詞・曲) 柳家小せん
CW-65 宮崎安久節 宮崎県民謡 和気安子
阿蘇の恋唄 松本芳朗/陸奥明 和気安子
CW-66 新大牟田音頭 小野芳照/阿部武雄 花ノ本寿、木下幸子
キンシャイワルツ 能勢英男/米山正夫 木下幸子
CW-67 あひる飛びなさい 有近朱美/増田一郎 牧田羊子(メイコ)
青い漁火 青木与作(詞・曲) 牧田羊子(メイコ)
CW-68 彼はバーモント 有田めぐむ/たけだのりを ヤング・ピンポンズ
若い峰 有田めぐむ/たけだのりを ヤング・ピンポンズ


(注)原則として表記は当時のまま。 レコード番号「CW-63」にクレジットされている「のぶひろし」は 作家として知られる五木寛之の作詞家としてのペンネームで、 当時クラウンの専属作詞家として活動していた。 クラウンLPレコード・童謡レコード第1回発売


クラウンレコード(5)

昭和39(1964)年5月、このあたりの月報から「臨時」の文字が消えて
リリースのローテーションが定型化してきています。
また、LPレコード、童謡レコードの第2回発売とともに、4曲入り徳用盤の
「クラウンエース」シリーズの発売が始まったのもこの頃でした。

通常のシングル盤が1枚・2曲入り300円のところ、「クラウンエース」は
4曲入り400円の廉価盤。シングル盤が45回転に対して、「クラウンエース」は
33回転で音質的にやや劣るものの、複数のヒット曲がカップリングされる
ことも多く、シングル盤とLPアルバムの中間的存在として重宝しました。
ただし、たいていはシングル盤より1、2ケ月遅れてリリースされていましたので
最新ヒットをいち早く聞きたい場合はシングル盤を選択することになります。


昭和39(1964)年5月15日発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-69 やん衆かもめ 原由記/小畑実 北島三郎
裏町人生 島田磬也/阿部武雄 北島三郎
CW-70 別れの夜 浜口庫之助(詞・曲) 守屋浩
恋風吹けば 浜口庫之助(詞・曲) 守屋浩
CW-71 マドロスキッド 米山正夫(詞・曲) 後藤久美子
波止場のお星様 米山正夫(詞・曲) 後藤久美子
CW-72 セールスマン三度笠 有近朱美/越純平 一竜斎貞鳳
セールスマン太閤記 有近朱美/越純平 一竜斎貞鳳
CW-73 片瀬舟 稲葉爽秋/成田武夫 おさげ姉妹
あんたどこから来たの 上尾美代志/成田武夫 おさげ姉妹
CW-74 南海便り 有田めぐむ/いづみゆたか 千葉のぼる
そよ風の白い手 有田めぐむ/いづみゆたか 千葉のぼる
CW-75 女の街 有田めぐむ/関野幾生 大川ひろみ
笑ってさようなら 雪野敏夫/関野幾生 大川ひろみ
CW-76 涙が笑ってる 有近朱美/たけだのりを 三島たけし
ロコちゃん 有近朱美/たけだのりを 三島たけし
CW-77 星は我が心 萩敏郎(詞・曲) 柴田幸一
さよならが残る道 大倉祥暢/前田利克 柴田幸一
CW-78 青年 有近朱美/福田正 ミュージカル・アカデミー
あの空のように 有近朱美/福田正 ミュージカル・アカデミー
CW-79 博多慕情 八反ふじを/関野幾生 下村洋子
ハイ今晩は 八反ふじを/関野幾生 下村洋子


(注)原則として表記は当時のまま。 レコード番号「CW-69」北島三郎「やん衆かもめ」は戦前から活躍した歌手・小畑実が 作曲した作品で、このほかにも、春日八郎の「さらば湯の町」、橋幸夫の「未練」、 小高林太郎の「夕焼峠」などの作品が知られている。 レコード番号「CW-76」の三島たけしはジャズ評論などで活躍中の悠雅彦で 当時クラウンの専属歌手として活動していた。 昭和39(1964)年5月15日発売新譜
クラウンエース第1回発売


クラウンレコード(6)

2月に「君だけを」でデビューした西郷輝彦の「チャペルに続く白い道」に続く
第3弾「星空のあいつ」が発売され、6月度レコード月報の表紙を飾りました。
また、この月にはLPレコードの第3回発売として5点が発売されており、
この中には、高石かつ枝による愛唱童謡集「ゆりかごの歌」や後藤久美子による
「久美ちゃんの童謡集」などの10インチ盤も含まれていました。

昭和38(1963)年12月の第1回新譜以来、毎月のリリースの中に必ず
コミック調歌謡があるのも大きな特徴で、目立ったものを上げただけでも
青島だァー(青島幸男)、一発節(一節太郎)、お聞き下さい皆様よ(津田耕次)、
ヘイコラ・チョンボ(津田耕次)、ズッキン節(花ノ本寿)、おったまげたよ
(津田耕冶)、弱いオノコの唄(柳家小せん)、セールスマン三度笠(一竜斎貞鳳)、
東京チャカホイ(花ノ本寿)、俺はスケテン(人見きよし)など、たくさんの
ユニークな作品が発売されていました。

なお、この月には期待の新人としてクラウンレコード主催の歌謡コンテストで
優勝した二人のデビュー盤も発売されています。一般公募で付けられた芸名の
ミスター・クラウン、坂本竜彦の「君君君」と、ミス・クラウン、柴山モモ子の
「東京っ子」の2枚で、残念ながら大きな話題にはなりませんでしたが、
柴山モモ子は4年後に環ルナ(たまきるな)と改名して2枚ほど出したあと
コロムビアに移籍し、大杉久美子の名前でアニメ・ソングの女王になりました。


昭和39(1964)年6月1日発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-80 星空のあいつ 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
みんな好きだよ 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
CW-81 熱海で逢ってね 有近朱美/越純平 五月みどり
先日はどうも 緒方優作/越純平 五月みどり
CW-82 赤いすももの歌 藤ち絵/望月弘 高石かつ枝
リボンと花とスラックス 上尾美代志/正木よしお 高石かつ枝
CW-83 恋のティー・パーティー ふじとたかし/米山正夫 守屋浩
明日からは 青島幸男(詞・曲) 守屋浩
CW-84 母にも云えず 有近朱美/三木あきら 高木たかし
なみだ星 星光/三木あきら 高木たかし
CW-85 別れてよかったわるかった 有近朱美/前田利克 花ノ本寿
東京チャカホイ 小林^一/三木かをる 花ノ本寿
CW-86 お下髪子守りっ子 山下竹二/山口進 葵ひろ子
十七つばき 米山正夫(詞・曲) 葵ひろ子
CW-87 夕子の花 有近朱美/吉田ひでお 平田夕子
古都 有近朱美/吉田ひでお 平田夕子
CW-88 海の銀座 有近朱美/梶原誠二 橋本一夫
恋の細道 有近朱美/梶原誠二 橋本一夫
CW-89 俺はスケテン 青島幸男/津田明 人見きよし
百円節 前川宏司/萩原哲晶 人見きよし
CW-90 愛人 のぶひろし/山口進 永井江利子
黒い蝶ネクタイ 中山大三郎/関野幾生 永井江利子
CW-91 云ってみたいわね 斉藤貞夫/米山正夫 藤原真絵美
トチチリ娘 斉藤貞夫/米山正夫 藤原真絵美
CW-92 好きなお方のためならば 水島哲/たけだのりを 黒田ゆかり
ババビビブブベベ 水島哲/たけだのりを 黒田ゆかり
CW-93 米ぶし 藤田まさと/大村能章 大森とよみ
大黒舞唄 民謡 大森とよみ
CW-94 君君君 有近朱美/米山正夫 坂本竜彦
男の顔 有近朱美/米山正夫 坂本竜彦
CW-95 東京っ子 水島哲/北原じゅん 柴山モモ子
明日は日曜日 水島哲/北原じゅん 柴山モモ子


(注)原則として表記は当時のまま。 昭和39(1964)年6月1日発売新譜レコード月報・表紙
クラウンLPレコード第3回発売


クラウンレコード(7)

当時のレコード月報にはクラウン提供のテレビ・ラジオ番組が紹介されていますが、
それによると次のような番組を通じて新譜のPRを行なっていたようです。

 テレビ 三菱クラウン・アワー 歌謡笑学校(フジテレビ系列より放送)
     毎週日曜日 12:00〜12:30(初期は18:00〜18:30)

     クラウン・アワー 歌うティー・パーティー(テレビ朝日系列より放送)
     毎週金曜日 12:15〜12:45

 ラジオ 三菱クラウン・アワー 今週のベストテン(文化放送系列より放送)
     毎週日曜日 15:25〜15:55

なお、テレビの三菱クラウン・アワー「歌謡笑学校」はこのころから番組名を
「歌うスターハイライト」と改め、それまでのスタジオ収録を公開番組に切替えて
放送されました。また、この年(昭和39)の秋からは、中部日本放送より、
ラジオ番組、「クラウン リレー ジョキー」が始まっています。


昭和39(1964)年7月1日発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-96 先生さようなら 横山恵子/米山正夫 葵ひろ子
ひとりぼっちのおさげ髪 関口義明/米山正夫 葵ひろ子
CW-97 戦場の野郎ども 樫原一郎/萩敏郎 坂本竜彦
戦場無宿 樫原一郎/萩敏郎 坂本竜彦
CW-98 磐梯山の智恵子 坂口紀/瓜生田和孝 守屋浩
智恵子 坂口紀/瓜生田和孝 苅田千賀子

昭和39(1964)年7月15日発売新譜
番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-99 三郎太鼓 有近朱美/島津伸男 北島三郎
田舎へ帰れよ 有田めぐむ/中村貞夫 北島三郎
CW-101 女ざかり 有近朱美/いづみゆたか 五月みどり
なのかしら 松原一郎、有近朱美(補作詞)/いづみゆたか 五月みどり
CW-102 今度こそ大丈夫 青島幸男/萩原哲晶 青島幸男
信じておくれ 青島幸男/萩原哲晶 青島幸男、牧田羊子
CW-103 君と僕のふるさと 宇山清太郎/竹田喬 山田太郎
僕と一緒に歩こう 八反ふじを/牛川幸正 山田太郎
CW-104 青い虹 呉正恭/越部信義 後藤久美子
星かげの浜辺で のぶひろし/たけだのりを 後藤久美子
CW-105 徳利節 ひがしやまときわ/三木かをる 花ノ本寿
盃さん ひがしやまときわ/三木かをる 花ノ本寿
CW-106 好き 有近朱美/服部克久 牧田羊子
太陽に夜はない 有近朱美/服部克久 牧田羊子
CW-107 港の恋 中大介/坂春夫 宮城美千子
波止場の子守唄 中大介/島木謙 宮城美千子
CW-108 出世笠 中山大三郎/島崎純 城春太郎
春太郎さん 牧喜代司/島崎純 城春太郎
CW-109 大四日市まつり 松坂直美/米山正夫 和気安子
四日市よいとこ 松坂直美/米山正夫 藤原良、高峰かおる


(注)原則として表記は当時のまま。 クラウン提供のテレビ・ラジオ番組(昭和39(1964)年7月ころ)


クラウンレコード(8)

ここまで、当時のレコード月報にもとづいて発売状況を辿ってきましたが
昭和39(1964)年8月〜9月の詳細な発売日が判る資料が手元にないため
ここでは2ケ月分をまとめてご紹介します。

キリ番の「CW-100」には、当時西郷輝彦に続く大型新人と呼ばれた進一彦の
「拍手で送ろう」が割り当てられ、このあと第2弾シングル「右手に帽子を」も
「CW-150」が採番されていて、会社の期待度の大きさが判ります。
残念ながらいずれも大きなヒットにはなりませんでしたが爽やかな佳曲でした。

西郷輝彦のヒット曲「君だけを」と「星空のあいつ」をカップリングしたカバー盤が、
ザ・エコーズとクラウン・オーケストラ(こちらは歌なしの演奏のみ)で
2種類も出ているあたりにヒットの大きさが窺えます。



昭和39(1964)年8月〜9月発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-100 拍手で送ろう 星野哲郎/萩敏郎 進一彦
ふたりでいると淋しい 星野哲郎/山崎正清 進一彦
CW-110 十七歳のこの胸に 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
純情の丘 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
CW-111 旅愁の丘 能勢英男/米山正夫 高石かつ枝
白いページの初恋日記 能勢英男/米山正夫 高石かつ枝
CW-112 男惚れだよ 有近朱美/越純平 一節太郎
度胸一発 有近朱美/越純平 一節太郎
CW-113 女でなければ判らない 稲葉爽秋/越純平 橘恵子
こころ残り 太刀戸要/越純平 橘恵子
CW-114 お嬢さんどちらまで 中山大三郎/萩敏郎 藤原良
さいはての君 有近朱美/前田利克 藤原良
CW-115 それからの武蔵 有近朱美/関野幾生 大川ひろみ
ひらがな道中 有田めぐむ/関野幾生 大川ひろみ
CW-116 旅路 水島哲/たけだのりを 佐々木功
忘れるもんか ふじとたかし/たけだのりを 佐々木功
CW-117 恋のそよ風 浜田秀文、星野哲郎(補作詞)/サトウ進一 並木辰也
風はひとりでいっちゃった 沢ノ井千江児、星野哲郎(補作詞)/サトウ進一 並木辰也
CW-118 惚れるばかりが恋じゃない 稲葉爽秋/成田武夫 クラウン・スリー・ヴォイス
女のさかりに何をしよう 有田めぐむ/越純平 クラウン・スリー・ヴォイス
CW-119 牧場の三日月まちがえた 星野哲郎/福田正 クラウン・ポニー・ボーイズ
地球は僕らのふるさと 岡田陽/グルーバー クラウン・ポニー・ボーイズ
CW-120 君だけを 水島哲/北原じゅん ザ・エコーズ
星空のあいつ 水島哲/北原じゅん ザ・エコーズ
CW-121 稗搗節 (日本民謡) 和気安子
五ツ木の子守歌 (日本民謡) 和気安子
CW-122 明日を信じよう 中山淳太朗/三和完児 山田太郎
あざみの丘 有近朱美/加島善雄 山田太郎
CW-123 青空の下夢がいっぱい 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
若いその日がやって来た 星野哲郎/米山正夫 高石かつ枝
CW-124 十代のふるさと 英玲二/島津伸男 鹿島一朗
若い道 英玲二/島津伸男 鹿島一朗
CW-125 想い出ギター 中大介/坂春夫 北島三郎
ギター便り 中大介/坂春夫 北島三郎
CW-126 涙ちゃん 星野哲郎/越純平 坂芳子
あなたにあげましょ白い花 有近朱美/越純平 坂芳子
CW-127 明治大恋歌 星野哲郎/小杉仁三 守屋浩
人生はマラソンだ 星野哲郎/小杉仁三 守屋浩
CW-128 恋愛歌げんか 中山大三郎/首藤正毅 五月みどり、津田耕次、
橋本一夫、三島勝也 
男ごころを知らなかないさ 上尾美代志/坂春夫 五月みどり 
CW-129 夜はオーケストラ 中山大三郎/萩敏郎 若山彰
黒い時間 中山大三郎/萩敏郎 若山彰
CW-130 ボロロン渡り鳥 星野哲郎/ 叶弦大 船橋浩二
俺だって君だって 星野哲郎/ 叶弦大 船橋浩二
CW-131 夜毎の涙 星野哲郎/島津伸男 三島勝也
合縁奇縁 星野哲郎/島津伸男 三島勝也
CW-132 仲よし三人お友達 高垣葵/米山正夫 後藤久美子
みんな一年生 高垣葵/米山正夫 後藤久美子
CW-133 てんてこママさん のぶひろし/越部信義 高石かつ枝,山内久,
佐藤三保子,石田守
そんな朝でした のぶひろし/坪島照信 高石かつ枝
CW-134 流れる 有近朱美/越純平 クラウン・スリー・ヴォイス
ただ一人 上尾美代志/越純平 クラウン・スリー・ヴォイス
CW-135 君だけを 北原じゅん クラウン・オーケストラ
星空のあいつ 北原じゅん クラウン・オーケストラ
CW-136 白がすり/三年も 石川潭月/杵屋栄三郎 三浦布美子
好きと云うから 石川潭月/杵屋栄三郎 三浦布美子
CW-137 奴凧 星野哲郎/杵屋栄三郎 皆川健
月のお姫さま 宇佐美彬/杵屋栄三郎 杵屋栄基衛
CW-138 狐のお祭り 二村美津夫/杵屋栄三郎 皆川健、渡辺恵美
千代紙の花 有近朱美/杵屋栄三郎 渡辺恵美
CW-139 流れの花 星野哲郎/いづみゆたか 宮崎寿子
若い梢 星野哲郎/いづみゆたか 宮崎寿子
CW-140 こんな私よ 星野哲郎/いづみゆたか 赤坂まり江
お待ちしてます 星野哲郎/いづみゆたか 赤坂まり江
CW-141 心の故郷 有近朱美/坂春夫 坂本竜彦
星かげの唄 有近朱美/坂春夫 坂本竜彦
CW-142 きれいな人の白い指 若山かほる/三木あきら 高木たかし
横目と横目 若山かほる/三木あきら 高木たかし
CW-143 サミーのマーチ 漣健児(訳詩)/T.カリー、J.フィッシュマン クラウン・ポニー・ボーイズ
ゆかいに歩けば 保富康午(訳詩)/F.モーラー クラウン・ポニー・ボーイズ


(注)原則として表記は当時のまま。 レコード番号「CW-122」山田太郎「明日を信じよう」の作曲者、三和完児は 1960年代にフジテレビ系列の番組「キンカン素人民謡名人戦」で司会を 務めていた漫談家で、コロムビア・レコードを中心に作曲活動も行なっていた。 レコード番号「CW-130」船橋浩二「ボロロン渡り鳥」のB面「俺だって君だって」は 後年になってミノルフォンの千昌夫がカバーした作品と知られている。 以前姉妹ページの「きまぐれ歌謡曲」の中で、レコード番号「CW-127」守屋浩の「明治大恋歌」を とりあげたときのもの。

クラウンレコード(9)

昭和39(1964)年10月15日発売新譜では5人の新人のデビュー盤が発売され、
その中に水前寺清子、東山明美、浅野順子らの名前があります。

水前寺清子は、老舗コロムビアでの長かった不遇な時代を経て新生クラウンでデビュー。
デビュー曲は、クラウンに移籍予定だった畠山みどり用に作られた「袴をはいた渡り鳥」
が転用されたものであることがよく知られています。星野哲郎作詞、市川昭介作曲による
作品ですが、契約の関係で当時は、有田めぐむ作詞、いづみゆたか作曲として発売され
ました。因みに有田めぐむの名前は、クラウン設立の大きな後ろ盾となり、クラウンの
初代社長をつとめた、当時若松築港社長の有田一寿の名前からとられた変名です。

東山明美は後にテレビドラマなどタレント活動が盛んになりますが、現在でも歌手活動を
続けています。浅野順子は、幼いころから劇団若草に所属してモデルやドラマなどで活躍
していましたが、この曲が歌手としてのデビュー作。現在は大橋巨泉夫人になりました。

ちょうどこのころからはクラウン・ミュージック・グラフとして、当時全盛だったシート
レコードの発売が始まり、10月の月報では最初の4作品が紹介されています。

昭和34(1959)年末、コダマプレスの「KODAMA」や朝日ソノプレス社の
「朝日ソノラマ」の発刊に始まったシートレコードは、当初は主に出版社系の会社が
扱っていましたが、通常のレコードに比べ価格が安いことや、音響機器の普及によって
需要が増え、大手レコード会社でも自社音源をシートレコードの形式で発売することが
始まりました。

クラウン・ミュージック・グラフの第1号(CMG−1)は高石かつ枝の「かつ枝の
あの頃この頃」で、既発売シングルからの6曲に、この時点では未発表曲だった
「はまなす乙女」と「青い星のワルツ」の2曲を加えた8曲が収録されました。

シートレコードは通常のレコード盤に比べ音質的には見劣りがしますが、雑誌形式の
読み物や写真が豊富で、通常のレコードとしては発売されなかった音源や、歌手の
ナレーションが加わったものなどもあり、ステージの実況録音などのめずらしい音源が
収録されたものは、当時の雰囲気を知る資料としても貴重です。


昭和39(1964)年9月臨時発売新譜

番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-150 右手に帽子を 星野哲郎/望月弘 進一彦
いつも二人で 星野哲郎/山崎正清 進一彦
昭和39(1964)年10月1日発売新譜
番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-144 男の情炎 英玲二/関野幾生 北島三郎
残侠の唄 八反ふじを/島津伸男 北島三郎
昭和39(1964)年10月15日発売新譜
番号 曲目 作詞/作曲 演奏者
CW-145 君と歌ったアベマリア 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
幸せの一つ星 水島哲/北原じゅん 西郷輝彦
CW-146 そよ風デイト 米山正夫(詞・曲) 高石かつ枝
雨の想い出 米山正夫(詞・曲) 高石かつ枝
CW-147 君に逢う前 星野哲郎/米山正夫 坂本竜彦
禁じられた夜 星野哲郎/米山正夫 坂本竜彦
CW-148 三度笠だよ三度笠 中山大三郎/米山正夫 里見浩太郎
浩太郎旅笠 米山正夫(詞・曲) 里見浩太郎
CW-149 天下泰平 なかじまきよじ/平柳晴司 津田耕次
男の勝負 なかじまきよじ/平柳晴司 津田耕次
CW-151 涙を抱いた渡り鳥 有田めぐむ/いづみゆたか 水前寺清子
天国の近く 有田めぐむ/いづみゆたか 水前寺清子
CW-152 船頭ギター 中大介(詞・曲) 利根晴夫
潮来哀歌 中大介(詞・曲) 利根晴夫
CW-153 私の恋人 星野哲郎/ 川田はじめ 東山明美
希望の小鳩 星野哲郎/ 川田はじめ 東山明美
CW-154 しあわせの隣り 星野哲郎/山崎正清 愛田栄美
パパは遊んでくれない 星野哲郎/山崎正清 愛田栄美
CW-155 バラ色の朝 八反ふじを/関野幾生 浅野順子
素敵なマスコット 八反ふじを/関野幾生 浅野順子
CW-156 フレーフレー 父ちゃん 星野哲郎/いづみゆたか 北見令以子
逢いたいの ア 星野哲郎/いづみゆたか 北見令以子
CW-157 なかよし誕生日 のぶひろし/たけだのりを ザ・マーガレット
がちゃ目の酋長さん 司淳(訳詩)/アレックス・アンダースン ザ・マーガレット
CW-158 海底大戦争 のぶひろし/藤井次郎 服部俊博
パパ大好き 山田実/藤井次郎 小保方淳
CW-159 一寸法師 柴崎四郎/常磐津菊寿郎 常磐津津太夫
石川潭月/常磐津菊寿郎 常磐津津太夫


(注)原則として表記は当時のまま。 レコード番号「CW-158」の「海底大戦争/パパ大好き」は、 いずれもフジテレビ系列で放映されていた番組の主題歌。 クラウン・ミュージック・グラフ

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