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回答者の内訳 | |
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回答総数 | 932 |
男性 | 92% |
女性 | 8% |
20代 | 3% |
30代 | 8% |
40代 | 17% |
50代 | 23% |
60代 | 31% |
70代 | 15% |
80代以上 | 3% |
小数点以下は四捨五入
のため100にならない
オバマ大統領が訪問する際に、もっとも期待する事柄を聞いたところ、「平和記念公園や原爆資料館への訪問」が圧倒的に多く、65.1%を占めました。
広島出身の読者の声です。
「私は40代の広島出身です。私が存命する間に大統領の訪広が決まったことをうれしく思います。また未来につながるメッセージを期待します」(48歳、男性)
コメント欄を読むと、設問1で寄せられたコメント以上に「謝罪」を求めない記述が目立ちました。
「謝罪は要らない。未来に向けたメッセージを期待」(59歳、男性)
「謝罪は不要。間接的にでも米国が核軍縮を進める意志があると示すことに意味がある」(41歳、男性)
「そもそもドイツ降伏時に降伏していれば原爆投下はなかったのであり、一義的な責任は日本政府にある。米国に謝罪を求めるのは筋違い」(36歳、男性)
先の大戦を経験した読者は、世界の核保有国のトップに被爆地を訪れてほしいとの期待を寄せています。
「太平洋戦争は、日米双方に責任があること。戦争は一人ではできない。今後は核を使うことの恐ろしさを、核使用のボタンを押す立場の人に広く認識してもらいたい」(74歳、男性)
そのほかの回答としては、「特にない」(8.0%)、「原爆投下への謝罪」(6.9%)、「被爆者との面会」(6.8%)、「同じく原爆が投下された長崎への訪問」(6.3%)と続きました。
「その他」(6.9%)と答えた読者のコメントでは、「『核廃絶』の世界へのアピール」(66歳、男性)が多く挙がりました。
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今回ご協力いただいた読者の皆さんによる安倍内閣の支持率は67.5%でした。前回調査の51.5%から16ポイント上昇しました。
支持すると答えた読者は、安倍首相や政府の動きに好感を抱いています。
「消費増税に関して首相周辺は延期や凍結論を唱えたりなど柔軟な姿勢が見える。外交においても積極的な行動をおこない評価できる」(26歳、男性)
19日の日本経済新聞朝刊「視点・焦点」面は、オバマ大統領の広島訪問に関する特集です。併せてお読みください。