私たちが「ものを見る」のは目と脳の共同作業。目で見た情報が視神経を通じて大脳に送られ、そこで映像化されて「見えた」ことになります。視力が低下するとものがハッキリと見えないため、視覚を通じて脳に伝わる刺激の量が減ることに。
色、形、大きさ、形状、状態、位置、遠近など、視覚で得られる情報は沢山あります。
能はこうした情報を「もの」と関連させることで認識力や理解力を深めているわけです。視力がいい。すなわち、取り入れる情報がクリアでハッキリしたものであれば脳に刺激が伝わり、脳が発達します。
子供は特に”目がよくなると頭がよくなる”傾向がある
子どもの場合はその傾向が顕著。とくに成長期、3歳から2歳までの視力は大切で、脳も10歳で大人と同等に。視力は目の機能で決まるのではなく、目から脳までの総合的なプロセスと考えていたアメリカでは、1990年代から視力のトラブルで成績不振だった子どもたちの成績が視力の回復によってアップし始めた、といいます。また、子どもが視力障害に陥ると脳の発達が阻害されるとい研究結果も多く出されています。
見た刺激で脳が成長するので、少しでも早く改善しなさいと学会で発表された為、高学歴社会である韓国などではとにかく子供の目をよくしようと世界中の医者を探しあるいているとか。そうした多くの教育熱心な家庭が日本の名医を探してくることもあるそうです。また大人の場合も視力が改善されて脳の刺激が高まれば、子供程ではありませんが何歳になっても脳は発達します。
目がよく見える人に、ポケる人はいないといわれているのをご存知でしょうか?大人が視力回復することによって、やる気が出ていろいろな興味が出てきた、集中力が出た、資格試験に受かった、記憶力が増した、など脳が活動的な行動をとるようになるケースが見られます。
目がよくなると運動能力が高まる
私たちは「目がよい」「目が悪い」というとき、視力測定表で計測した「1・0」などのデータをもとにして考えがちです。ですが、ものを見るということは 「目から入った情報を脳が見て行動に移す」というプロセスすべて。
運動に必要な視力は、どれだけ遠くまで見えるかの「静止視力」だけでなく、ほかにも「動体視力」「深視力」など、さまざまな要素が関わっています。視力はスポーツでも大事なカギになります。「脳で見ている」のですから、目がよくなるととっさの判断力や集中力、気合いが増してきます。
ゴルファーの方がよくレーシック手術を受けているのは芝の目を読む意味もありますが、多くは判断力や集中力を高めるためです。
目がよくなると肌もツヤツヤになる
目に十分な栄養が届き、各器官が機能しはじめると目がパッチリと開き、「目ヂカラ」が強くなります。そして、目のまわりの血行がよくなるために小じわがやわらぎ、くまやむくみも軽減されます。全身に酵素が行き渡る為肌が滑らかになり、化粧のノリがよくなるからといわれています。
目がよくなると育毛効果もある?
プログラマーの友人が何人かいるのですが、やはり薄毛率は高いと個人的に感じます。目を酷使すると、本来髪に行き渡るはずのシステインが、眼精疲労を治療しようとした結果優先して目に送られる事になり、システインが髪に行き渡らないようになって薄毛になったりコシがなくなったりするのが理由なのではないかと。
私も眼精疲労にかなり悩んでいた時期がありました。悩んでいる時は髪のコシなどもなく、脂も増え髪の状態はよかったとは言えません。ですが、システインが眼精疲労に関係していると知りサプリメントを購入し、毎日L-システインのサプリメントを摂取するようになってからは翌朝起きた時の目の痛み、疲労感が消え続けているうちに髪のコシも戻ってきました。目がよくなると言う事はその分システインを消費しないですむということです。
ちなみに、個人的に愛用しているのがこれ。Thompson社のL-Cysteine 500mgです。海外製のサプリはサイズが大きいものが多くて飲み辛いものが多いのですが、これはカプセルのサイズが普通サイズで飲みやすいです。