「新しい人生を切り開きたい!そのために何か資格が欲しい!」、そんなあなた。それなら、今後もニーズの高まりが予想され食いっぱぐれにくい資格を目指してみませんか?
というわけで、「稼げる資格」編集長を務める資格の専門家・乾喜一郎さんに、おすすめの資格をピックアップしてもらいました。
今回は、「キャリアコンサルタント」および「キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)」をご紹介。注目の理由から取得のためのポイント、永く稼げるためのコツまで、 一気にお教えします。
乾 喜一郎(いぬい きいちろう)
医療や会計の定番国家資格から、知る人ぞ知る手に職系資格まで、600以上の資格に精通する、資格専門誌「稼げる資格」編集長。
また、就職・転職・進学など、20年以上にわたって一貫してキャリアに関する分野に関わり、これまで記事で取り扱ったライフヒストリーは4000例以上にのぼるため、資格取得後の活用法にも知見が深い。
文部科学省「社会人学び直しプログラム委員会」委員。
GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格取得。
その人が大切にしたいと思う働き方や生き方について一緒に考え、支え、支援する
「稼げる資格」編集長の注目ポイント
2016年4月、CDAなどの「標準レベル・キャリアコンサルタント」資格をベースに、キャリアコンサルタントの国家資格化がスタート。施行後にキャリアコンサルタントの名称で活動するには登録が必要ですが、CDAをはじめ15の標準レベルキャリアコンサルタント講座が厚生労働大臣認定「キャリアコンサルタント養成講習」として指定されました(これまでの資格取得者については国家資格化後の試験合格者として扱われます)。これまで以上に活躍の場が広がることが予想されます。
どう稼ぐ?
取得後は、大学のキャリアセンター、ハローワークなどの需給調整機関、人材派遣・紹介・再就職支援会社、企業組織内の人事・労務・社員教育部門などで活躍する。独立して企業や自治体が行うセミナーの講師などを務める人もいる。
どう学ぶ?
キャリアコンサルタント、およびCDAの資格取得には、JCDAが認定するCDAカリキュラムで学び、キャリア支援に必要なスキルや知識を修得する。養成講座には通信と通学があるが、通信で学んだ場合も通学クラスの受講が必要だ。資格取得後も、継続学習の必要がある。(2016年4月の国家資格化への対応により、今後内容が変更になる場合がある)
どんな資格?
学生の進路相談や若年層の就転職相談、中高年の再雇用支援など、仕事や就職に関する相談に応じ、サポートする「キャリアコンサルタント」。CDAはその仕事に必要な知識を認定する資格として日本キャリア開発協会が試験を実施している。
実施団体
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)
※国家資格「キャリアコンサルタント」については、特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)、特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会の2団体が試験実施機関として認定されている。
受験資格
JCDA認定CDA養成カリキュラム(厚生労働大臣認定キャリアコンサルタント養成講習)を修了した者
いかかでしたか?あなたにとって「キャリアコンサルタント」「キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)」は、新しい人生を切り開けそうな資格でしたか?
更に、この資格を取得した人が実際にどう稼いでいるかを知りたい方は、現在発売中の『稼げる資格2016』に掲載されている活用実例インタビューをチェック!
構成/文 ケイマナニュース!編集部
※この記事は2016年4月時点での情報を基に作成しています。