日本開催のサミットで過去最大規模の警備
「伊勢志摩サミット」の警備について、警察は大勢の人が集まる「ソフトターゲット」対策やアメリカのオバマ大統領の広島訪問の警備も含め、日本で行われたサミットとしては過去最大規模とみられる態勢を敷いて、厳重な警戒に当たっています。
警察は「伊勢志摩サミット」が開催される三重県志摩市の賢島の会場やその周辺、各国の首脳が利用する愛知県の中部空港などの警備に、前回の「北海道洞爺湖サミット」を上回る最大2万3000人の態勢で当たっています。
特に、賢島は英虞湾の中にあり、周りを海に囲まれているため、警察は、陸・海・空の3方向からのテロなどに警戒を強めています。こうした背景には、過激派組織IS=イスラミックステートが去年、シリアで拘束した日本人2人を相次いで殺害し、その後、日本をテロの標的にすると繰り返し表明するなど、国際テロの脅威が日本でも現実のものとなっていることがあります。
一方、去年からことしにかけてフランスやベルギーで相次いだテロ事件では、コンサートホールや駅などの比較的警備が緩やかで大勢の人が集まる「ソフトターゲット」が狙われました。このため、警察は、全国の主要な駅や繁華街などおよそ3500か所の「ソフトターゲット」に、最大7万人の警察官を動員しています。
これに加えて、アメリカのオバマ大統領が現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪問することから、広島でも最大4600人の態勢で警備に当たっています。
こうした一連の警備で、警察は日本で行われたサミットでは過去最大規模とみられる態勢を敷いて、厳重な警戒に当たっています。
特に、賢島は英虞湾の中にあり、周りを海に囲まれているため、警察は、陸・海・空の3方向からのテロなどに警戒を強めています。こうした背景には、過激派組織IS=イスラミックステートが去年、シリアで拘束した日本人2人を相次いで殺害し、その後、日本をテロの標的にすると繰り返し表明するなど、国際テロの脅威が日本でも現実のものとなっていることがあります。
一方、去年からことしにかけてフランスやベルギーで相次いだテロ事件では、コンサートホールや駅などの比較的警備が緩やかで大勢の人が集まる「ソフトターゲット」が狙われました。このため、警察は、全国の主要な駅や繁華街などおよそ3500か所の「ソフトターゲット」に、最大7万人の警察官を動員しています。
これに加えて、アメリカのオバマ大統領が現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪問することから、広島でも最大4600人の態勢で警備に当たっています。
こうした一連の警備で、警察は日本で行われたサミットでは過去最大規模とみられる態勢を敷いて、厳重な警戒に当たっています。