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【ひずみ蓄積】西日本で起きるのは東日本大震災を超える規模の特大震災!


5月の24日には海上保安庁から、5月の25日には京都大学防災研究所から、西日本全域におけるひずみが溜まりやすい地域の発表があった。これを受けて想定できるのは、地震が起こりやすい地域がどこであるかということです。

この記事では、次に地震が起こりうる地域はどこか、どんな地震が起きるのかを考えたいと思います。

四国地方全域と東海地方南部に大地震?

以前より東海・東南海・南海地震の発生が心配されています。先のひずみに関する報道は、まさにこの地域で急速にひずみの蓄積が見られるというもの。プレート同士がぶつかり合いひずみがたまることでエネルギーが溜まり、そのエネルギーが解放されるときに地震が起きます。ひずみが急速にたまればたまるほどに地震は大きく、発生の危険性は上がると考えてよいでしょう。年5cmという衝撃的な数値から、刻一刻と迫りくる震災の危機を感じます。

AS20160523004662_comm南海トラフ周辺のひずみの分布図/朝日新聞DIGITAL

東日本大震災のような海洋型地震のおそれ

海上保安庁から発表されたひずみマップを見ると、ひずみの蓄積が見られるエリアとして示されているものは海の中です。つまり、熊本地震のような直下型地震ではなく、東日本大震災のような津波を伴う地震が起こりうるということです。

2015年10月には、国の有識者会議により想定される地震の規模と、被害状況が発表されている。今回の京都大学防災研究所と海上保安庁の報道が出ているエリアでは、ほぼ全域で震度7、かつ大規模な津波の発生を危惧しています。南海トラフ地震の被害想定

東海、東南海、南海トラフの三連動地震は、未だかつて日本が経験した事のない規模の超特大の震災となることは明らかです。

必要を迫られるのは津波対策

残念ながら十分な備えができている地域というものは存在しません。もはや想定できない規模の震災リスクに直面していると断言してもよいでしょう。今こそ東日本大震災から学んだ津波対策が全国で施される事が必要です。さもなければ、再び悪夢のような震災となってしまうかもしれません。

三連動地震を歴史上重大な震災にしないために、国と自治体が一体となる必要があるでしょう。


ruru

某私立大学院卒のエンジニア。 東京都在住の昭和生まれ。

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