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【沖縄20歳女性遺棄】
在沖縄米軍司令部前で抗議集会
沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、米軍属のシンサド・ケネス・フランクリン容疑者(32)が死体遺棄容疑で逮捕されたことを受け、県内の36の市民団体が22日、在沖縄米軍司令部があるキャンプ瑞慶覧のゲート前(北中城村=きたなかぐすくそん)で抗議集会を開いた。主催者発表で約2千人が集まったが大きな混乱はなかった。
集会は午後2時から約1時間にわたり実施。参加者は「米軍は出ていけ」などと書いたカードを基地内に示し、被害者側への丁寧な謝罪や基地の撤去などを求めて声を上げた。
那覇市の会社員、山内優希さん(28)は「すべての米兵が悪いとは思っていないが、基地は撤去してほしい」と話していた。