「日本の法体系で対処を」

米長官、中谷防衛相に伝達

2016/5/22 11:53

画像 中谷防衛相と電話会談するカーター米国防長官=21日(米国防総省提供・共同) 【ワシントン共同】カーター米国防長官は21日、中谷元・防衛相との電話会談で、沖縄県の女性会社員に対する死体遺棄容疑で米軍属シンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)が逮捕されたことについて「日本の法体系で対処されることを望む」と伝えた。米国防総省が明らかにした。

 カーター氏は再発防止に向けて「できる全てのことをする」と強調し、再発防止策の具体化を急ぐ考えを示した。

 日米防衛筋によると、米側は事件の際に容疑者が「公務外」だったと判断し、日本の刑事手続きに委ねた。