「2~3時間、車で探す」
乱暴目的、米軍属供述
2016/5/21 22:10
米軍属が逮捕された女性遺棄事件で、参列者が見つめる中、被害者の葬儀会場を出る中谷防衛相=21日午後、沖縄県名護市 沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員で軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)が「2~3時間、車で走り、乱暴する相手を探した」という趣旨の供述をしていることが21日、捜査関係者への取材で分かった。
沖縄県警は供述や車の走行経路などを踏まえ、女性の自宅アパート近くで襲ったとみて周辺の空き地などを捜索、襲撃場所の特定を進めている。
捜査関係者によると、シンザト容疑者は遺体を遺棄したことを認めた上で「わいせつ目的で女性を狙い、乱暴した」と供述している。