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「沖縄と溝がある構図に」
安倍晋三首相は20日夜、森喜朗元首相らと東京都内の日本料理店で会食し、米軍属による女性遺体遺棄事件を受け、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り「沖縄県との関係修復に腐心していただけに、残念だ」と述べた。「政府と沖縄の間に溝があるかのような構図になりつつある」とも懸念した。関係者が明らかにした。
この日の会合は、昨年3月に肺がんの手術を受けた森氏の快気祝いのため、首相が主催した。萩生田光一官房副長官や新党改革の荒井広幸代表が同席した。