松本千聖
2016年5月25日19時26分
厚生労働省のエイズ動向委員会は25日、昨年新たに報告された国内のエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者は1434人だったと発表した。過去最多だった2013年の1590人から2年連続で減少した。
昨年の新たな感染者は1006人、患者は428人で、いずれも2年連続で減った。新たな感染者の感染経路は同性間の性的接触が7割近くを占め、20~30代が全体の約6割だった。新たな感染者のうち女性は13年46人、14年50人、15年58人と増加傾向だった。
岩本愛吉委員長は「まず自分が感染しているかどうか知ることが感染拡大を防ぐ。無料・匿名での相談や検査の機会を積極的に利用してほしい」と話す。(松本千聖)
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朝日新聞社会部
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