中国でスパイ容疑で拘束の日本人 当局が1人起訴
中国でスパイ行為に関わった疑いで日本人4人が逮捕された問題で、このうち、浙江省内で去年5月に身柄を拘束された50代の男性が中国の捜査当局に起訴されたことが分かりました。
中国の捜査当局は去年5月以降、スパイ行為に関わった疑いで、東部の浙江省や東北部の遼寧省、それに北京と上海で合わせて4人の日本人を拘束し、4人はいずれもことし1月までに正式に逮捕されています。
日本政府関係者によりますと、このうち、浙江省の沿岸部にある軍事施設周辺で、去年5月、中国の反スパイ法や刑法などを根拠に身柄を拘束された50代前半の男性が、23日までに中国の捜査当局に起訴されたことを確認したということです。ただ、具体的にどのような罪に問われているのかなど、事件の詳しい中身について中国側は明らかにしていないということです。
起訴を受けて今後は中国の法廷で審理が行われることになりますが、いつどこで行われるのかなどは分かっていません。
中国政府は、おととし11月に反スパイ法を施行し、スパイ組織に属していなくても、海外の組織や個人が国家の秘密や情報を盗んだり探ったりすればスパイ行為に当たると定めるなど、外国人の国内での活動への監視を強めています。
日本政府関係者によりますと、このうち、浙江省の沿岸部にある軍事施設周辺で、去年5月、中国の反スパイ法や刑法などを根拠に身柄を拘束された50代前半の男性が、23日までに中国の捜査当局に起訴されたことを確認したということです。ただ、具体的にどのような罪に問われているのかなど、事件の詳しい中身について中国側は明らかにしていないということです。
起訴を受けて今後は中国の法廷で審理が行われることになりますが、いつどこで行われるのかなどは分かっていません。
中国政府は、おととし11月に反スパイ法を施行し、スパイ組織に属していなくても、海外の組織や個人が国家の秘密や情報を盗んだり探ったりすればスパイ行為に当たると定めるなど、外国人の国内での活動への監視を強めています。