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【軍事ワールド】
韓国の最新戦車「黒豹」はトラブルの塊、北は時代遅れの「ポンコツ」数で勝負
比較的新しいK1とK1A1が併せて約1500両あるが、K-1は主砲口径が1世代前の105ミリ。K1A1は120ミリ砲を積むが、変速機の不具合に加え、砲塔を旋回させると車内の消火器が勝手に消火ガスを噴出させるなどの欠陥も露呈し、信頼性に疑問符がついている。
そして残り800両は米国製M48「パットン」など。これは米軍が約45年前のベトナム戦争で使っていた戦車で、本家の米国ではとうに引退した旧式戦車だ。
数と質を比べてみれば、K-2という名ばかりの最新戦車を100両や200両加えても文字通り焼け石に水だ。ドイツから中古のレオパルト2を購入していれば何の問題もなかったのだが、国産とその後の輸出による外貨獲得を夢見て自主開発にこだわったばかりにトラブルまみれになったわけだ。しかし、戦車開発の裏では、より切実なトラブルが急速に進んでいた。
小銃が寿命
韓国SBSニュース(電子版)などによると、韓国軍が保有しているM-16などの小銃10丁のうち7丁が、寿命の25年を迎え老朽化していることが明らかになった。