鳥取砂丘にちなみ「日本一の砂時計」 試作機完成

鳥取砂丘にちなみ「日本一の砂時計」 試作機完成
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鳥取砂丘にちなんでJR鳥取駅前に設置することが計画されている、高さおよそ8メートルの巨大な砂時計の試作機が完成し、関係者に公開されました。
鳥取商工会議所は「砂」を活用して地域の活性化につなげようと、市や鳥取大学と連携して、高さおよそ8メートルの巨大な砂時計をJR鳥取駅前に設置することを計画しています。
このたび実物の4分の1の大きさの試作機が完成し、25日、商工会議所で公開されました。
試作機は土台の部分を含めて高さが2メートル38センチあり、鳥取市伝統の「傘踊り」をイメージした回転台の中心にアクリル製の砂時計が設置されています。
実物が完成すれば、ギネス世界記録に認定された島根県大田市にある「仁摩サンドミュージアム」の高さ5.2メートルの砂時計を抜いて日本一の大きさになる見通しです。
実物は1時間ごとに砂時計が回転して時間を知らせるほか、音楽とともにからくり仕掛けが動くような装飾も施すということです。
鳥取商工会議所では、この試作機をおよそ3か月間公開し、市民の意見も聞きながら2年以内を目標に砂時計を設置したい考えです。
鳥取商工会議所の藤縄匡伸会頭は「砂の町、鳥取に日本一の砂時計を作って鳥取のシンボルマークにしていきたい」と話していました。