女子大学生刺傷 逮捕の男 ライブ後につきまとったか

女子大学生刺傷 逮捕の男 ライブ後につきまとったか
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今月21日、東京・小金井市で、芸能活動をしていた大学3年生の冨田真由さんが、ライブ会場の前でナイフで刺され意識不明の重体になっています。警視庁は、京都市の会社員、岩埼友宏容疑者を逮捕し、殺人未遂などの疑いで調べています。冨田さんは、東京・港区で開かれているライブに定期的に出演していて、主催者は、岩埼友宏容疑者とみられる人物が、ライブのあとに冨田さんにつきまとい、周りにいたファンが引き離したことがあったと話しました。
主催者の男性は、ことし1月のライブに岩埼容疑者とみられる人物が来ていたとしたうえで、「ライブのあとに冨田さんにしつこくつきまとったので、周りにいたファンが引き離したことがあった。冨田さんが友人に『気をつけて』と話していたようだ」と話しました。
そのうえで、「冨田さんはもともとはアイドルだったが、歌をやりたいと、一生懸命にギターの練習をしていた。早く回復してまたライブに出てほしい」と話していました。

2月のライブでも後を追っていたか

ことし2月に、今回の事件現場となったライブ会場に来ていた50代の女性は、岩埼容疑者とみられる人物が、ライブが終わって帰ろうとする冨田さんの後を追う様子を目撃していたということです。
女性は「京都から来た人だと聞いていたので、特別なファンなのかなと思っていましたが、ライブの間、ほかのファンとは離れて立っていて、無表情で落ち着きがなく、違和感を感じていました」と話しました。
そのうえで、「冨田さんが出番が終わって帰ろうとすると、1人だけ後を追って外に出て行き、そのときの冨田さんは表情がこわばっていたように感じました。とても明るくてかわいい方なので、早く回復してほしいです」と話していました。