オバマ大統領 沖縄の事件「心からの哀悼と深い遺憾の意」

オバマ大統領 沖縄の事件「心からの哀悼と深い遺憾の意」
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安倍総理大臣との首脳会談のあとの共同記者発表で、オバマ大統領は、沖縄のアメリカ軍の軍属の男が女性の遺体を遺棄したとして逮捕された事件について、「沖縄で起きた悲劇に対し、心からの哀悼と深い遺憾の意を表明した」と述べました。そのうえで、「日本の司法制度の下で正義がなされるためにアメリカは捜査に全面的に協力することを伝えた」と述べました。
さらに、オバマ大統領は「アメリカは、アメリカの軍人や軍関係者によるあらゆる暴力的な犯罪を嫌悪していることを強調したい」と述べたうえで、「日米地位協定は刑事責任の追及を妨げるものではなく、また、日本の法律の下で正義がなされることを妨げるものでもない」と強調しました。そして「こうした犯罪の再発を防ぐために、できるかぎりの措置を取る」と述べ、再発防止に取り組む姿勢を示しました。