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初心者ならこれを読め!有名・おすすめライトノベル10選

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今や数多く出版されているライトノベル(以下ラノベ)であるが、今回はラノベの入門編としておすすめの、有名・一世を風靡したラノベを紹介する。ラノベの定義は割と漠然としているのだが、本記事では「世間的にラノベとして認知されている書籍」をラノベとする。ここで紹介したものを読んでおけば、ラノベとはどういうものかわかってくると思う。

 

目次

 

ロードス島戦記 水野良

 

ラノベの先駆けとなった作品。読みやすいながらも完成度も高く、重厚で壮大なストーリーはラノベの枠を越えていると思う。ファンタジー小説の金字塔。

 

スレイヤーズ! 神坂一

 

ファンタジー系ライトノベルの傑作。ベースはどこにでもあるようなファンタジー小説だが、主人公リナ=インバースとその仲間たちが織りなすハチャメチャな冒険がスレイヤーズの魅力だろう。当時では珍しかった砕けた文体も特徴のひとつ。

 

ブギーポップは笑わない 上遠野浩平

ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))

ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))

 

 

第4回電撃ゲーム大賞受賞作品。1つの事件を複数人の視点から書く独特な構成で、なかなか複雑な小説。それぞれの人物の視点から見た事件は、それぞれ違った結末として楽しめる。数多くの伏線が散りばめられており、伏線回収の上手さにも注目。

 

キノの旅 -the Beautiful World- 時雨沢恵一

 

主人公キノと仲間のエルメスが様々な国を旅する小説で、1話完結の形をとっている。物語一つ一つにテーマがあり、色々と考えさせられる作品。冷めたような、淡々と進んでいく雰囲気は好みが別れるかもしれない。

 

イリヤの空、UFOの夏 秋山瑞人

イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)
 

 

学園モノの青春ノベルなのだが、なによりも文章力が凄い。読みやすくてグイグイ引き込まれるような文章は見事。ストーリーは切なく、感動とノスタルジックな気分に浸れるだろう。

 

涼宮ハルヒの憂鬱 谷川流

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

 

 

ご存知、涼宮ハルヒの憂鬱。近年のラノベアニメブームを作った火付け役と言っても良いだろう。ジャンル的には学園モノ、SF。独特な世界観と魅力なキャラクターがしっかりと活きている。ストーリーの運び方もうまい。

 

とある魔術の禁書目録 鎌池和馬

 

異能バトルものの有名作品。作者の文章力の低さや一部の話の辻褄が合わないなど、賛否両論な点も多いが、設定の面白さと作品から感じられる勢いは本物だろう。

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 伏見つかさ

 

隠れオタでツンデレな妹と兄を描いたコメディラノベ。妹の桐乃の性格や言動に好感を持てるかどうかでこの作品の評価も変わってくると思う。単なるコメディだけでなく、世の中のオタクに対する姿勢や風当たりを皮肉ったメッセージ性も含まれている。

 

ソードアートオンライン 川原礫

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

 

 

架空のMMORPGソードアート・オンライン」を舞台にしたファンタジー小説。ハーレム的な要素も持ち合わせつつ、世界観や設定もちゃんと作り込まれている。ネトゲ用語も盛り沢山で、ネトゲプレイヤーなら更に楽しめるだろう。

 

ビブリア古書堂の事件手帖 三上延

 

古本屋の店長である栞子が本にまつわる謎を解いていくミステリー小説。日常の謎をメインに据えているので、グロテスクな要素も無く読みやすい。文体や雰囲気だけを見るとラノベかどうか微妙な作品だが、世間的な判定はラノベだと思う。

 

その他

上記で紹介したもの以外に「魔術師オーフェン」「フルメタル・パニック!」「ゼロの使い魔」「バカとテストと召喚獣」「僕は友達が少ない」、この辺りも有名なラノベに入ってくると思う。興味があれば読んでみて欲しい。

 

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