TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』(平日22時~生放送)
新世代の評論家・荻上チキがお送りする発信型ニュース番組。
5月24日(火) Main Session
女子大学生が襲われた事件をきっかけに考える。
ストーカー被害にどう対応すればいいのか?
プロインタビュアーの吉田豪さん
ストーカー対策に詳しい小早川明子さん
【スタジオゲスト】
NPO法人「ヒューマニティ」理事長の小早川明子さん
プロインタビュアーの吉田豪さん
【TELゲスト】
毎日新聞社会部の長谷川豊さん
ストーカー規制法にも関わった弁護士の紀藤正樹さん
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シンガーソングライターとして音楽活動などをしている大学生・冨田真由さん20歳がライブ会場の付近で刺され、重体になっている事件が、大きく報道されています。
逮捕されたのは京都市の会社員・岩埼友宏・容疑者27歳で、警察によりますと、取り調べに対し「事件当日、彼女に会うために京都から新幹線で上京し待ち伏せした」と供述、また、ライブ当日、冨田さんに「声をかけたが無視され、追いかけていった」などとも話しているということです。
岩崎容疑者は、これまでにツイッターなどに執拗な書き込みをしていたため、富田さんの母親が、岩崎容疑者の自宅を管轄する京都府の警察署に電話で相談したところ、警視庁に説明するように言われ、その後、冨田さんが警視庁・武蔵野署を訪れ、岩崎容疑者の名前を伝えた上で、「ブログやツイッターへの執拗な書き込みを辞めさせて」と、相談していたということです。
一方、今回の事件をめぐっては、「地下アイドル」とファンとの距離感の問題として論じる報道も目立っています。
今夜は、この事件の本質はどこにあるのか、警察はなぜ、被害者を守ることができなかったのか、そして、ストーカー被害にどう対応すべきなのか、専門家と考えました。
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【補足】
ゲストの吉田豪さんがフジテレビの取材を受けたことについて言及した際、「番組のなかで、吉田豪の発言として『アイドルによるTwitterのフォローとファンによる物販購入が等価交換』と、自分が言っていない内容の説明があった」という趣旨の話がありましたが、フジテレビの番組内容を再度確認したところ、使用されたフリップではの「等価交換」のような印象を受けるものの、キャスターによる口頭の説明では、吉田豪さんの話として、地下アイドルと物販の関係についてもう少し詳しい解説がなされていた、とのことです。「今回の事件を地下アイドルシーンの問題とする報道はミスリードではないか」という吉田さんの大本の論旨、またそのことを繰り返し強調したにも関わらず、地下アイドルとファンの接触ビジネスに関するコメントだけが使われ、今回の被害者と容疑者の関係性についてミスリードを強化する形にされてしまった、という指摘に変わりはありませんが、上記部分につきましては正確を期すためPodcastでは削除し、また放送内でも補足致します。
