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「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているもの(自主規制団体からの意見聴取結果)です。審議会での採決には参考にされこそすれ左右されません。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体のメンバーによる打ち合わせによって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。
第671回東京都青少年健全育成審議会 会議資料
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/singi/kenzensin/670-menu/index.html#no_671
ジュネットコミックス281 ピアスシリーズ450 生意気。 完全版
発行元:サン・メディアレップ株式会社
- 修整が甘く、 性描写も多く、 卑わいである。 指定該当
- 性行為の描写が多く、 卑わいな感じを受ける。 特定の読者を対象としたもので、 一般の青少年は手に取らないと思うが、 内容的には青少年の健全な育成を妨げるような影響を与える可能性がある。 指定該当
- BLということで一部のマニア向けであると思うが、 一部、 男性器が露骨に描かれ、 性交シーンも多く、 刺激的であり、 指定やむなしと思われる。
- 性器など修整されている部分も多いが、 全裸若しくは半裸に近い状態で卑わいな感じを与える。 指定該当
- 主人公が高校生ぐらいと思われる。 また、 内容的にも刺激的である。 指定該当
- 性器部分の描写がストレートすぎて、 卑わい感は否定できない。 また、 BLの読者はマニアではなく、 90%以上が女性であることはしっかり考えたい。 18歳未満の女性も青少年であり、 その世代の女性たちが男性器を見ることによって、 どのような悪影響があるのかも考えたい。 指定該当
- 性器の消しが甘く、 体液や擬音、 言葉づかい等も卑わいな感じもするが、どちらかというと汚さを感じる。 保留
- 性交描写は多いが、 コミカルなタッチで描かれており、 判断に迷う。 保留
- 擬音や体液描写が多く、 性器の消しが甘いが、 BLものということで判断に迷う。 保留
- 一部、 ハードな描写もあるが、 修整もある程度なされており、 継続的な性描写ではないなどの作者の意図も感じられるため、 卑わいさは強く感じられない。 指定非該当
- 一部マニアが読むもの。 描写も工夫され、 直接的な表現にならない配慮が感じられる。 指定非該当
- 性器及び性的行為の描き方は相当に工夫がなされており、 露骨であるとの指摘をギリギリのところで免れるようなつくりになっており、 総じて、 卑わい感も薄い。 指定非該当
- 性器の形状が分かるようでもあるが、 半透明な描き方など、 性器の描き方が巧妙で、 判断が難しい。 ややレイ プ的なシーンもあるが、 過激でもなく、体液や擬音もさほど激しくなく、 卑わいさを感じない。 また、 それなりにストーリーもあると思われる。 指定非該当
- 性交類似行為の描写が多いが、 これが青少年の性的興奮を刺激するかと考えると、 そうではないように思える。 指定非該当
- 体液等は多少多い気がするが、 修整はしっかりされており、 卑わい感を感じない。 指定非該当
- 体液や擬音の描写が露骨な一方で、 ストーリーと会話がコミカルなために、 全体から受ける卑わい感が少ない。 指定非該当
- 一応ストーリーがあり、 性器が細かく描かれていない。 典型的なBLの絵柄であり、 リアル感も卑わい感も感じられない。 指定非該当
赤-指定やむなし:6 緑-保留:3 青-指定非該当:8
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今月1冊目はBL。
18歳未満の女子もまた「青少年」であり、その上で男性器を見せることがどれほどの悪影響を与えるのかという点に言及がなされてます。あとは「コミカルタッチ」や「典型的なBLの絵柄でリアル感も卑猥感も感じられない」とか擁護になってない擁護コメントが。
SPコミックス マジマン~マジであったマンガみたいな話~
発行元:株式会社リイド社
- 修整はされているものの性描写が多く、 指定やむなし。
- 男性器が白抜きで描かれているものの、 性交シーンが多く、 刺激的でもある。 指定該当
- 擬音や性行為が過度に多く、 青少年には刺激が強いと思われる。 指定該当
- 性器部分の消しが逆効果となり、 また、 表情など絵全体がリアルに描かれすぎて、 卑わい感に溢れている。 指定該当
- 全編にわたって性交シーンで、 卑わい感が強い。 指定該当
- 体験談をオムニバス形式で漫画化したものだが、 一部を除けば、 シチュエーション上、 問題にするようなストーリーではないように思える。 性行為の描写が多く、 卑わいな感じは受けるが、 修整もされるなど、 一定の配慮も感じる。 保留
- 卑わいな感じを与える描写ではあるが、 人格を否定する性的行為等とまではいかない。 しかしながら、 区分陳列するなどして販売するなどの考慮はすべきである。 保留
- 多少、 消しの甘さが見られ、 全体としては性行為ばかりに見えるが、 各編が短く、 過激とも思えない。 保留
- 全体的に性描写が多く、 陰毛や体液等の描写も目立ち、 リアルであるが、性器部分がある程度、 修整されており、 判断に迷う。 保留
- 劇画タッチで青少年が買うとは思えないが、 性器部分の白抜きが逆に卑わいさを感じさせる面もあり、 判断に迷う。 保留
- 絵が上手く、 表現力もストーリー性もあり、 また、 性的描写が多いため、卑わい感を感じる。 しかし、 修整もされており、 著しく性的感情を刺激する程のものではないとも思われる。 保留
- 短編形式ではあるが、 全編にわたり性的行為が描かれている。 しかし、 ストーリー仕立てで、 人格否定もなく、 修整もほぼされており、 卑わいさはあまり感じられない。 許容範囲。 指定非該当
- 修整がなされ、 内容も含め、 許容範囲内と思われる。 指定非該当
- 大人向けのコミック感は強いが、 性的行為の描写は多いものの執拗ではなく、 ある程度の配慮がなされており、 これまでの諮問候補図書と比較しても露骨であるとまではいえない。 指定非該当
- 性器の消しは十分であり、 各短編が実話仕立てでストーリー性があり、 絵が昔の描き方である。 写実的ではあるが、 卑わいといえるかは疑問。 世の中にこんな美味しい話があるのかと青少年に誤解させる可能性はあるが、 指定するほどではない。 指定非該当
- 男性器が白抜きで描かれているとはいえ、 性交の体位がしっかり描かれている。 しかしながら、 懐かしい画風で描かれた性交シーンが、 最近の青少年の性的感情を刺激するとは思えない。 指定非該当
- 登場人物が大人だけであり、 また、 局部の修整も完全になされていると思われる。 指定非該当
赤-指定やむなし:5 緑-保留:6 青-指定非該当:6
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2冊目はもう常連の雰囲気漂う八月薫の新作。
「絵が上手く、表現力もストーリー性もあり、また性的描写が多い」と「卑猥感を感じる」そうで。
擁護側の意見では「昔の描き方」「懐かしい画風」という単語が見受けられますね。
都民からの通報申出
電話による申出( 1件)
○ 不健全図書類の指定について( 1件)
例によって議事録待ちですね。
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