青池学
2016年4月22日03時00分
県は21日、北陸新幹線開業に伴う県内への経済効果を計421億円と発表した。開業後の1年間、観光やビジネスで来県する人が増えたことによる効果が154億円、開業前後の企業進出による効果が267億円と算出した。
県によると、入り込み増による154億円の内訳は、県内での宿泊や飲食、土産物購入といった直接効果が101億円、土産物の原材料の生産増などの間接効果が53億円あった。県外から観光やビジネスで来た人が宿泊、飲食などで使った額は平均約2万2100円とした。
企業の県内進出による効果は、新幹線開業が進出理由に含まれる企業を対象に算出。267億円の内訳は、進出企業の設備投資などの直接効果が136億円、工場建設に伴う資材購入などによる間接効果が130億円余。県内での新規雇用者は2910人という。
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