安倍総理大臣が各国首脳を出迎える歓迎行事が行われるのに伴い、伊勢神宮の内宮は２６日に一般の参拝の受け入れを一時停止します。

伊勢志摩サミットの初日となる２６日は、午前中、安倍総理大臣が各国首脳を出迎える歓迎行事が行われたあと、首脳らは伊勢神宮を訪問します。
これに伴い、伊勢神宮は、２６日午前５時から午後１時まで、内宮で一般の参拝の受け入れを停止します。
内宮の入り口に当たる宇治橋のそばには、「神宮行事のため」として、２６日の参拝の一時停止を伝える看板が立てられていました。
２５日に伊勢神宮を参拝した松山市の３０代の女性は、一般の参拝の受け入れを一時停止することについて、「ここに来て初めて知りました。参拝の停止前に来ることができてよかった」と話していました。
また、伊勢神宮近くの門前町の土産物店の店員は「一時停止の影響で客足は少し減るとは思いますが、あすも通常どおり営業します。サミットに合わせてテロの可能性もあるので、一時停止はやむをえないと思います」と話していました。
伊勢神宮の内宮以外の外宮や別宮は通常どおり参拝できるほか、門前町ではほとんどの土産物店などが午前中も通常どおりの営業を予定しているということです。