Ｊ１浦和の“身売り問題”に、ペトロビッチ監督が男気を見せた。筆頭株主の三菱自動車が日産自動車の傘下に入るというニュースが流れた翌日の１３日、「三菱自動車さんは長年レッズを支えてくれた、親のようなもの。これまでもピンチのときは支援してくれた。今度は親のピンチだが、それを子供が助けるのは当たり前。家族なら当然」とまくしたてた。

　アジアＣＬ出場チーム中、Ｊ１第１ステージで優勝争いをしているのは浦和のみ。「サッカーで三菱自動車の方々を勇気づけたい」とも。“情の深さ”に心を打たれた。　（サッカー担当・宇賀神隆）