2016年5月25日00時24分
大阪府警は24日、客への提供が禁じられているトラフグの肝臓を店で出したとして、フグ料理店「大阪とらふぐの会」(本店・大阪市天王寺区)を経営する沢原将人容疑者(42)=同区堀越町=と店長、従業員ら計8人を食品衛生法違反の疑いで逮捕し、発表した。いずれも提供を認める一方で、沢原容疑者は「指示していない」と否認しているという。
生活環境課によると、沢原容疑者らは3月、4店で計8人にコース料理の中でトラフグの肝臓を出した疑いがある。健康被害は確認されていないという。4店は肝の刺し身を出したとして府警から捜索され、同府と大阪市から営業停止処分を受けた後、営業を再開していた。同店はインターネット上に所在地などを載せない会員制で、芸能人らが訪れていた。また、沢原容疑者らはフグの毒性などについての「勉強会」を開いていたという。
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朝日新聞社会部
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