女子大学生からの110番 位置情報確認せず
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東京・小金井市で芸能活動をしていた女子大学生が刃物で刺された事件で、女子大学生からの110番通報を受けた警視庁の担当者が携帯電話の位置情報を確認せず、警察官を事件現場ではなく自宅に向かわせていたことが分かりました。現場には目撃者からの通報で警察官が派遣されていて、警視庁は「通報を受けた際の手順にミスがあった」としています。
この事件は、今月21日、東京・小金井市で、芸能活動をしていた大学3年生の冨田真由さん(20)が、ライブ会場の前でナイフで刺され、意識不明の重体になっているものです。
警視庁は、京都市の会社員、岩埼友宏容疑者(27)を逮捕し、殺人未遂などの疑いで調べています。
この事件では、当日の午後5時5分すぎに、冨田さん本人が携帯電話で「助けて」と110番通報していましたが、この際、担当者が携帯電話の位置情報を確認する操作をしていなかったことが警視庁への取材で分かりました。
担当者は事件現場を確認できず、冨田さんの自宅に警察官を向かわせたということです。
その後、目撃者からの通報で現場に警察官を向かわせていて、冨田さんの通報から警察官が到着するまでに7分余りかかったということです。
警視庁によりますと、こうしたケースでは、事件現場を特定するため携帯電話の位置情報を確認することにしているということです。
警視庁は「現場の位置情報の確認という取るべき手順を行っておらず、ミスがあった。今後、自動的に位置が分かるようなシステムを構築したい」としています。
警視庁は、京都市の会社員、岩埼友宏容疑者(27)を逮捕し、殺人未遂などの疑いで調べています。
この事件では、当日の午後5時5分すぎに、冨田さん本人が携帯電話で「助けて」と110番通報していましたが、この際、担当者が携帯電話の位置情報を確認する操作をしていなかったことが警視庁への取材で分かりました。
担当者は事件現場を確認できず、冨田さんの自宅に警察官を向かわせたということです。
その後、目撃者からの通報で現場に警察官を向かわせていて、冨田さんの通報から警察官が到着するまでに7分余りかかったということです。
警視庁によりますと、こうしたケースでは、事件現場を特定するため携帯電話の位置情報を確認することにしているということです。
警視庁は「現場の位置情報の確認という取るべき手順を行っておらず、ミスがあった。今後、自動的に位置が分かるようなシステムを構築したい」としています。