Posted May. 24, 2016 07:41,
Updated May. 24, 2016 07:49
「本当に胸が痛みます」
23日、ソウル瑞草区(ソチョグ)にあるソウル中央地検に姿を現した韓国系米国人であるジョン・リー元オキシーレキットベンキーザー(現在のRBコリア)代表(48、現在はグーグルコリア社長)が、はっきりした韓国語で話し出した。「加湿器殺菌剤事件」の最大加害メーカーであるオキシーの外国人元現職代表としては初めて、検察に呼び出された彼は、その後英語で、「私の知っていることは全て検察に話したい。被害者やその家族たちのために祈り、哀悼する」と付け加えた。しかし、現場で彼を待っていた被害者家族や市民団体の関係者10数人は、発言の途中、氏の服を引っ張るなど、激しいもみあいとなった。
ソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長=李喆熙刑事2部長)は同日、リー元代表を容疑者として召喚し、業務上過失致死・致傷容疑などについて取り調べた。2005年6月から2010年まで、オキシーを率いてきたリー元代表は、「オキシーサクサク、NEW加湿器当番」の使用後、胸の痛みや呼吸混乱などを訴える消費者らの苦情が寄せられていたのに、リコールや販売中止などの措置を取らなかった容疑が持たれている。
捜査チームは、報告書操作などの容疑で拘束されたソウル大学のチョ某教授が、妊娠中のマウスを対象に生殖毒性試験の結果を基に、胎児の時に殺菌剤に露出して被害を受けた事例についても、因果関係を認めることにした。検察は、チョ教授を証拠偽造や収賄後不正言動、詐欺容疑で24日拘束起訴する予定だ。
一方、愛敬(エギョン)の加湿器殺菌剤「加湿器メイト」に露出して被害を受け、昨年の環境部調査で1等級判定を受けたパク・ナウォンさん(5)は、家族と23日ソウル鐘路区にある環境保健市民センターで記者会見を開いた。生後13ヵ月の時から呼吸混乱症状が激しくなり、酸素呼吸器をつけていたパクさんは19日、酸素呼吸器の除去手術を受け、同日退院した。パクさんの母親であるキム・ミヒャン氏は、「釜山(ブサン)に住んでいるのに、砂風のため、ナウォンを一度も海辺に連れて行ったことがない」と涙声で、愛敬への検察捜査と呼びかけた。