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サッカースタジアムの検討

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月24日更新
サッカースタジアムは,新たな広島のシンボルとして広域的な集客効果を高めることやサッカーを通じた地域交流や国際交流を促進することなどにより,県全体の活性化につながることが期待される施設であることから,広島市,広島商工会議所及び(公財)広島県サッカー協会とともに,検討を行っています。

<検討の経緯>

平成25年1月21日

(公財)広島県サッカー協会等が,広島県,広島市及び広島商工会議所に対して,サッカースタジアム建設早期実現のため約37万件の署名が集まった旨を報告

平成25年6月6日

サッカースタジアム検討協議会(以下「検討協議会」という。)を設置

【事務局】 (公財)広島県サッカー協会
 ※ 広島県,広島市及び広島商工会議所は,事務局の運営の支援

平成26年12月19日

検討協議会が,広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭及び(公財)広島県サッカー協会会長の4者に対して,「広島に相応しいサッカースタジアムについて(提言)」を手交

【提言の概要】
広島に相応しいサッカースタジアムについて,用地条件,環境条件などの11項目の評価,市民アンケート等を踏まえ,候補地の優位性や課題等を整理しながら議論を進め,「旧広島市民球場跡地」と「広島みなと公園」の2箇所を候補地とするもの。

平成27年1月13日

広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭及び(公財)広島県サッカー協会会長の4者による会談を開催し,次のとおり合意

(1) 候補地の絞り込み及び事業主体

 広島県,広島市及び広島商工会議所で構成するサッカースタジアム実務者検証作業部会(以下「作業部会」という。)を設置し,約半年を目途に,作業部会で候補地の絞り込みや事業主体を先行して検討した上で,広島県知事,広島市長及び広島商工会議所会頭の3者による会談でこれらを決定する。

 【候補地の絞り込み作業を3者で行う理由】

 (公財)広島県サッカー協会会長から,「県サッカー協会は,サッカースタジアム建設を要望している団体であるため,候補地が決定するまでは検討メンバーから外れる。」旨の発言があったことから,候補地の絞り込み作業は3者で行うこととした。

(2) 資金調達方法及び事業スキーム

 候補地の絞り込み後,資金調達の方法や事業スキームなどの検証を行い,その結果を踏まえて,平成27年度内に再度会談を開催して一定の方向性を出す。

平成27年7月22日

広島県知事,広島市長及び広島商工会議所会頭の3者による会談を開催し,次のとおり合意

(1) 候補地の絞り込み

 旧広島市民球場跡地は,多機能化や複合開発,スタジアムの規模等に課題があり,広島みなと公園は,MICE施設の併設やまちづくりの観点から優位とするが,宇品地区を中心とした物流拠点に対する交通対策などの交通課題の解決ができていない状況で,最終的な候補地の決定は困難である。今後は,候補地の絞り込みに向けた交通課題の解決策などの検討を進めていく。

(2) 事業主体

 概算事業費,資金調達,運営方法など含めた事業性の判断を行うための実現可能性調査などが必要であり,今後は,専門家に意見を聴くなどの検討を行った上で,作業部会においての検証を進めていく必要がある。そうした検証結果を踏まえ,再度会談で協議を行う。

(3) 今後のスケジュール

 広島みなと公園が優位ということであるが,候補地の決定に向けた最終的な検証作業として宇品地区の交通課題の課題解決に向けた検討を行うとともに,事業主体や役割分担の決定に向けた資金調達,事業スキームを検討するための実現可能性調査など,継続して作業部会で調査・検証を進め,その結果を基に,今年度内に再度会談を開催し一定の方向性を出す。

平成28年2月16日

作業部会が,宇品地区の交通課題の解決策に関する検討状況を公表

平成28年2月19日

作業部会が,サッカースタジアムの実現可能性調査の実施状況を公表

【調査内容】

2箇所の候補地における概算事業費,管理運営経費等

平成28年3月3日

株式会社サンフレッチェ広島の久保允誉代表取締役会長が,サッカースタジアムの建設地を旧広島市民球場跡地とする「Hiroshima Peace Memorial Stadium」(仮)の建設案を発表

平成28年3月8日

作業部会が,サンフレッチェ広島の建設案について,周辺建築物の取扱いなど確認したい事項に対する回答をサンフレッチェ広島に依頼

以降,作業部会とサンフレッチェ広島との間で継続的にやりとりを実施

サッカースタジアム実務者検証作業部会とサンフレッチェ広島とのやりとり

平成28年3月29日

サッカースタジアムの検討に係る広島県知事,広島市長及び広島商工会議所会頭の3者による会談の延期について共同コメントを発表

【会談を延期する理由】

(1) サンフレッチェ広島の建設案について,確認作業や意見交換ができなかったこと

(2) 広島みなと公園に建設することとした場合の物流機能への影響に関する港湾関係者の懸念の解消が必要であること

平成28年4月20日

作業部会が,サッカースタジアムの実現可能性調査の詳細を公表

<サッカースタジアム実務者検証作業部会とサンフレッチェ広島とのやりとり>

平成28年3月3日,株式会社サンフレッチェ広島が「Hiroshima Peace Memorial Stadium」(仮)の建設案を発表した後,サッカースタジアム実務者検証作業部会が,サンフレッチェ広島とやりとりをした内容は次のとおりです。

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