終戦から41年…オバマ大統領、ベトナムに武器輸出を許容

終戦から41年…オバマ大統領、ベトナムに武器輸出を許容

2016年05月24日14時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  米国がベトナムに対する武器輸出の全面禁止措置を解除した。米国が「過去の敵国」ベトナムに武器輸出を許容することにしたのは1995年の国交回復から20年余ぶりで完全な関係正常化を成し遂げたことを意味する。

  ベトナムを訪問中のオバマ米国大統領は23日、ハノイでチャン・ダイ・クアン国家主席と首脳会談を行った後の共同記者会見で「ベトナムに対する武器輸出の全面禁止措置を解除する」として「両国は過ぎ去った歴史を克服し、新しい同盟の時代を開くことになった」と宣言した。

  さらに米軍戦死者の遺体発掘、戦争中に埋設された地雷および枯れ葉剤の残留物の除去努力などに言及して「苦痛な戦争の遺産を乗り越えて新しい時代が開かれた」と話した。終戦から41年ぶりに行われた両国関係の正常化は南シナ海で軍事力を拡張している中国を牽制するためと考えられている。

  オバマ大統領は24日、駐ベトナム米国大使館とベトナム友好親善団体連合会主催の行事などに参加した後、25日には主要7カ国(G7)首脳会議が開かれる日本に向かう。
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