フォーラムに参加した邱国洪駐韓中国大使、劉奇葆中国共産党宣伝部部長、李俊植(イ・ジュンシク)教育副首相、金漢圭(キム・ハンギュ)21世紀韓中交流協会長、、鄭官珠(チョン・クァンジュ)文化体育観光部第1次官、イ・ハギョン中央日報論説主幹(写真左から) |
23日に開かれた「第8回韓中高位言論人フォーラム」に参加のために訪韓した劉奇葆・中国共産党宣伝部部長(政治局委員)は両国メディアの交流原則で「信頼と協力」を提示した。「これを基に朴槿恵(パク・クネ)大統領と習近平・中国国家主席が2014年首脳会談で合意した『4分野(共同発展・地域平和・アジア振興・世界繁栄)パートナー関係』を実現しなければならない」という主張だ。
ソウル小公洞(ソゴンドン)のロッテホテルで開かれたこの日のフォーラムは文化体育観光部と中国国務院新聞弁公室が共同主催し、21世紀韓中交流協会〔会長・金漢圭(キム・ハンギュ)元総務処長官〕が主管した。
中国の宣伝とイデオロギー分野を導いている劉部長は「中国の『中国製組2025』『インターネットプラス』などは韓国の『創造経済』『製造革新3.0』などと同じ脈絡」としながらこの分野に対する両国メディアの共同取材を提案した。
李俊植(イ・ジュンシク)副首相兼教育部長官は基調演説で「両国の文化産業の協力のために政府レベルの多角的な政策を推進中」と明らかにした。
韓国側の共同準備委員長であるイ・ハギョン中央日報論説主幹は「政府から自由な韓国メディアは合理的批判によって韓国を民主主義が花咲く魅力国家にすることに寄与している」として「韓国メディアのこうした指向を理解してこそ双方が真の信頼とパートナー関係を形成できるだろう」と話した。
この日のフォーラムには盧新寧・人民日報副総編集者(次官級)ら中国側の代表16人と国内主要報道機関の高位幹部14人が参加した。