世界で最も影響力があるとされる米大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」が発表した2015年の世界の人気観光都市ランキングで、京都市が昨年に続き2年連続で1位に選ばれた。
ランキングは読者投票で決まり、日本時間の7日深夜に発表された。京都市は12年に9位、13年に5位と順位を上げ、14年に日本の都市で初めて1位になった。外国人観光客の間で急速に人気が高まっており、14年に同市内に宿泊した外国人客数は183万人と、前年に比べ62%増えている。
京都市の門川大作市長は8日、国土交通省で記者会見し「多言語対応や景観改善に協力してくれた市民に感謝したい。各地の自治体と協力し、日本の魅力を高めていきたい」と語った。