ネットやSNSの活用に疎い私が前々から楽しみにしていた都議会議員おときたさんによる勉強会、とても盛り上がりました!
辻立ちや演説会、酒席での挨拶は得意でも、ネット上でまとまった文章を発信するのは苦手な政治家はとても多いです。 しかも、それを独りよがりではなく読者目線で配慮して行っている政治家となると全体の0.1%もいないのではないでしょうか。
おときたさんはそれを実践しながら365日(文字通り)ブログを書き続けている日本で唯一の政治家です。
この宮崎で都議会議員おときたをご存知の方は多くはなかったかもしれませんが、ネットのみで今日の勉強会を案内したところ、40名を超える皆さんがお越しくださいました。
おときたさんのブログを読んだことのある方も多く、相当情報感度の高い方々ですね…!
・インターネットは「空間」であり、そこには辻立ちと同じように毎日立ち続けなければ認知度は上がらない。
・ブログは「農業」と同じ。一朝一夕には実らないけれども、最終的にはかけた手間が何倍にもなって利益をもたらす。
・基本はユーザーファースト。お客様目線が重要。読者が驚き、役に立ち、へーっと思うコンテンツを。
・体裁には徹底的にこだわる。タイトル、イシューの設定、文章の長さ、画像の付け方。
・SNSは一個だけではダメで、トータルで活用する必要がある。
・ブログで発信すべき情報はストック型であり、FacebookやTwitterで行う近況報告や発言はフロー型。政治家の多くはフロー型に熱心。
メモからほんの少し抜粋して紹介しましたが、他にも実に役に立つ、実用的なノウハウをたくさん伝授していただきました。
〜の祭りに参加してきました!
という投稿は何の意味もない!!
〜月…日に質問に立ちます!
〜のイベントを行います!
という内容をメールマガジンで送っても、誰も見ない!!
Facebookで1日2回を超えて投稿しても、うざいだけ!!
など、バッサバッサと既存の政治家の皆さんを切りつけており、ブログと違わずリアルおときたもかなり辛辣でした。
ここではとても書けないこともあれこれ…
あ、またの名を舛添評論家としている彼ですが、ブログで火が着いた舛添問題炎上の軌跡もとても興味深い事例でした。
ネットは10年前よりもオールドメディアを、そして世論を動かす力を着実に身につけつつあります。
耳の痛い内容もたくさんありましたが、私も少しずつスキルアップできるよう頑張ります。