日米・日英の首脳会談 サミットを前に今夜開催へ

日米・日英の首脳会談 サミットを前に今夜開催へ
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26日に開幕するG7伊勢志摩サミットを前に、安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領、イギリスのキャメロン首相との個別の首脳会談が、25日夜に行われることが固まりました。
オバマ大統領との日米首脳会談で安倍総理大臣は、沖縄県でアメリカ軍関係者が逮捕された事件を受けて、実効性のある再発防止策を講じるよう求めることにしています。
G7サミット=主要7か国の首脳会議、伊勢志摩サミットは、26日から2日間の日程で三重県志摩市の賢島で開催されることになっていて、議長を務める安倍総理大臣をはじめ、各国の首脳は25日、順次現地に入ることにしています。
これを前に、調整が行われた結果、安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領との日米首脳会談と、イギリスのキャメロン首相との日英首脳会談が、25日の夜に行われることが固まりました。
このうち、日米首脳会談で安倍総理大臣は、沖縄県でアメリカ軍関係者が逮捕された事件を受けて、実効性のある再発防止策を求めることにしています。
また、安倍総理大臣は、サミットの主要テーマである、世界経済やテロ・難民問題を巡っても意見を交わし、サミットの成功に向けて緊密に協力していくことを確認する見通しです。
そして、日英首脳会談で安倍総理大臣は、来月、イギリスでEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票が行われることを踏まえ、選挙の結果が世界経済に与える影響などについて意見を交わすものと見られます。
一方、政府はサミットに合わせて、日本国内全域がテロの標的になるおそれがあるとして、25日午後にも、総理大臣官邸の危機管理センターに、情報連絡室を設置することにしています。そして、警察庁や海上保安庁に加え、内閣サイバーセキュリティセンターなど関係機関の情報を集約し、サイバーテロも含めて、警戒・監視活動にあたることにしています。