こんにちは、横須賀輝尚(よこすか・てるひさ)です。この手紙では、私たちがつくった新しい経営勉強会「SMARTcollege」のご案内をします。
SMARTcollegeの目標はひとつ。参加者から1社でも多く「世の中に影響を与える企業」を輩出すること。つまり、世の中にイノベーションを起こす企業を生み出すことです。
その結果、
・あなたのビジネスでしっかりと儲けてもらうこと
・あなたがよりあなたらしいライフスタイルで自由に生きてもらうこと
・そして、少しでも世の中に影響を与える、社会を変えることができるようになること
これを目指していきます。では、一体どのようにしたら、世の中に影響を与えられるのでしょうか?私は10年間、これを真剣に考えて来ました。それがコンセプト経営というモデルなのです。「コンセプト経営?そんなの聞いたこともない・・・」そのとおりです。だってこれは私がつくった言葉です。辞書には載っていません。だから検索しても出てきません。
しかし、10年間曲がりなりにも経営をしてきた私が出した最高傑作とも言えるビジネスモデルが、この「コンセプト経営」なのです。
「コンセプト」によって、自由な経営、収入、時間を手に入れた。
今から12年前の2003年。私は新卒で入ったベンチャー企業を入社1ヶ月でリストラされました。たまたま持っていた行政書士の資格を使って、無謀にも23歳で独立開業。1年目は生活に困るほど困窮していましたが、死に物狂いの努力で1年後には月商100万円を達成。こう見ると一見サクセスストーリーように見えますが、実際はそうではなかったのです。
行政書士という業界は非常に古い業界です。2003年当時は、行政書士たる者、行政書士の業務に集中すべしという考えが大多数でした。営業活動をすればたしなめられ、行政書士業務でないセミナーやコンサルティング業務をすれば叩かれ、年齢的な若さもあったと思いますが、行政書士業で仕事をすることは大変不自由な時代でした。
1年間、行政書士をやって思ったこと。それは「このまま行政書士を続けていったら、行政書士という仕事とともに、沈んでしまう可能性がある」ということでした。その理由は次のようなものでした。
・行政書士【業】で仕事を続けていても、幅が広がらない
・国家資格という性質上、【商品開発】ができない
・限られた商品、決まった業種業態だけでは変化に対応できない
・本業以外の取り組みは、一貫性がなくなり信用を失う
結果、ただ行政書士を続けても、いつか競争が激しくなれば、潰れてしまうのではないか・・・。そこで、考えたのです。
同じ行政書士として、戦うのはやめよう、と。
私は、行政書士業を中心に行政書士事務所として活動をすることを止め、「起業支援」をコンセプトにした事務所を運営することを決意し、セミナー、コンサルティング、教材制作、出版など「起業支援」のコンセプトに沿うものであれば、何でも取り組んできました。こうして生まれたのが「資格起業家」というコンセプトです。
「資格起業家」というコンセプトが生まれてから、私は自由になりました。これまでは「行政書士業」だったので、同業・先輩からは「行政書士らしくしなさい」と教えられ、前述のとおり行政書士業以外の仕事をすることは御法度。しかし、この資格起業家に沿った「起業支援」というコンセプトは、行政書士業に留まりません。コンサルティングもできるし、セミナーも教材制作もできる。こうすることによって、わざわざ競争の中に入ることなく、自分のことを支持してくださるお客様と自由に仕事ができる。この考え方に変えてから、月商は一気に100万円を超え、最大で1000万円ほどに。そして、資格起業家という考え方は、「資格起業家になる!」(日本実業出版社)として、書籍にまでなりました。この本は重版され、競争をしたくない、自分らしく仕事をしたい、オンリーワンでいたいという資格業の中では、おかげさまでバイブル的存在となっているようです。
その後、「予備校と家庭教師の間」というコンサルティングコンセプトで始めた士業向けの経営スクール「天才塾」は8年間で1600名を数える受講者となり、士業向け経営スクールでは日本一の歴史と受講生を誇るまでになっています。もしこれが「経営コンサルティング業」や「学習塾業」というこれまでのものに当てはめて行っていたら、競争になり、続いていなかったでしょう。つまり、会社をリストラされ、起業して12年。私が競争をせず、自由に経営をしてこれたのは、数々の「コンセプト」があったからなのです。
私は震えが止まらなかった。
「資格起業家」というコンセプトを生み出してから約6年の2011年。一見順風満帆のように見えるパワーコンテンツジャパンも、実は経営者である私が迷いのどん底にいました。行政書士として始めて、天才塾というコンサルティング事業も順調。ほかのアライアンス事業もうまくいっているし、特に大きな問題点もない。もちろん天才塾や行政書士はやりたかったこと。しかし、「本当に自分自身がやりたいことは、これだけなのだろうか?」と人知れず悶々とした日々を過ごしていました。
諸事情もあり、もっと自分を追い詰めて結果を出すため、オフィスを拡大し、スタッフを増員し、事業を展開。以前よりさらに忙しくなりましたが、大きな変化はない。そこで、もっと視野を広げようと、海外視察を開始。インド、香港、ロサンゼルス・ラスベガスと様々な国を見て回りました。
そして、中でも私が響いたのはアメリカ。なんてわかりやすく美しいコンセプトのもと、経営や店舗運営をしているのか。私はこのアメリカの考え方に感動しました。一方で、なぜこのように考えられるのだろうか?自分が考えている何かに近いが、どうももやもやし、結論が出ない。そんなとき、たまたまアメリカに携帯していった「コンセプトのつくりかた」(玉樹真一郎氏)という書籍が、そのすべてを解説してくれていたのです。
そうか、商品やサービスはコンセプトを考えるが、企業やその方針にコンセプトを考えるということが、これまでは希薄だったんだ。だから企業はぶれるし、統一感がない。つまり、経営をする前にすべてのコンセプトをたったひとつ生み出すだけで、あらゆるものが決まってくるんだ。
すべての見え方が変わりました。アメリカの教育器具販売のMarbles The Brain Storeは、教育器具を売っているのではなく「脳の教育」を売っている。だから、セミナーもコーチングも行う。同じくアメリカのTrue Foodというお店は、イタリアン、フレンチ、アジアンという各国の食事をすべてオーガニックで提供し、「健康的な生活」を売っている。
このように、端から見えれば「販売業」「飲食業」なのですが、実際販売しているものは違うのです。コンセプトを売ることは、仮に今の商品・サービスが売れなくなっても、次の展開が簡単です。飲食業であれば、ほかの事業に手を出すことに一貫性を見いだすことはできませんが、例えば「健康的な生活」というコンセプトを売っているのであれば、サプリメントでも健康器具の販売でも一貫性が出ます。これがコンセプト経営の自由でフレキシブルなところです。
帰国後、真っ先に思いついたのが「タニタ」でした。タニタもヘルスメーターを売る会社ではなく「はかるを通じて健康を提供する」ことを売っている。もうこういった点に気づいた時、私は震えが止まりませんでした。そして、過去自分がやってきたことも、すべてコンセプトづくりに基づいたものだったんだ。その瞬間、すべてがつながりました。「資格起業家」というコンセプトや、「経営者とコンサルタントが人事組織の悩みを共有して解決する」経営組織アカデミー、「英語を学ぶ」のではなく「英語圏のコミュニケーションを学ぶ」ゲリライングリッシュ。事業、商品、サービス。すべてがコンセプトづくりに成功していたからこそ、今があるのだ。それに気がついたとき、これをいち早く伝えなければ・・・と2013年、コンセプト経営を伝えるイベントとしてC3開催に至ったのです。
そして、自分のコンセプトに気がついた私は、自然と自分の本音に気がついたのです。
「私も、小さなことでいいから、世の中に影響を与えるようなイノベーションを起こしたい」
では、世の中を変えるためにはどうしたらいいのか?それが「コンセプト経営」というビジネスモデルなのです。
イノベーションを起こす企業にはコンセプトが必要な事がわかったのです。
世の中に影響を与えるということは、どういうことか?これは新しい商品を出すことでも、ヒット商品を出すことでもありません。「ライフスタイル」や「経営スタイル」が変わること。これがイノベーションです。
今までこういう言い方はしてきませんでしたが、今回はあえてこう言います。
私は士業の世界を変えてきました。「資格起業家」というコンセプトは世の中の士業に大きな影響を与えました。著書の累計は14万部となり、士業向けの会員スクールは1600名を超える受講者となり、2015年に実施した全国公演は15都市16公演で500名を動員し、私のコンテンツをきっかけに、起業した人も大勢いらっしゃいました。
こういうこと言ってしまうと、またどこかで叩かれるのは目に見えているのですが、そんなことより伝えたいことが山ほどある。あるんです。結論を言えば、私は少し世の中に影響を与えてきました。そして、その方法こそ「コンセプト経営」であり、「あなたが」世の中を変えることができるようになるんです。
あなたに差し上げます。
結論を言うと、あなたがあなたらしくビジネスをすることができて、そして世の中にイノベーションを起こせるというモデルが「コンセプト経営」なんです。そして、この経営方法は本当に世の中を救うと私は考えています。あなたも、みんなも救われるんです。そのくらい大きな大きな発明なのではないかと私は真剣に考えています。
最初にお伝えしておきますが、「コンセプト経営」というコンテンツを売って儲けようとは思いません。なぜならまだまだコンセプト経営は発展する可能性が高いからです。ですから、ともにイノベーターとなって、世の中を変えたいと考えている人たちにはすべて差し上げようと思います。
簡単に言うと、コンセプト経営とは次のようなものです。
まずは、自分の人生コンセプトを決める必要があります。会社や商品のコンセプトの前に、まずは自分のコンセプトなのです。
人生コンセプトを決めずに、コンセプトによる経営を行おうとしても、これではコンセプトは決まりません。おそらく決めたところで一貫性はないでしょうし、コンセプトはぶれてしまうでしょう。
なぜなら、あなたの「人生のコンセプト」が決まっていないからです。言い換えれば、人生哲学のようなものですが、あなた個人の生き方が決まり、初めて会社やビジネスの方針が決まります。「経営哲学の前に、人生哲学」 日本を代表する優良企業である生活の木CEOの重永忠氏も、人生哲学の重要性を説いています。あなた自身のぶれないコンセプトが決まってこそ、ビジネスのコンセプトが決まるのです。余談ですが、生活の木CEO重永氏の人生哲学は「健康、自然体、楽しく」。これを体現するのが、生活の木という会社、ということになります。
生き方が決まった時、次に決まるのは仕事です。会社を経営していれば、会社そのものになりますが、総括していえば、「会社のコンセプト」になります。会社のコンセプトが決まれば、もう半分以上は成功したのも同然です。
なぜなら、すべきことは明確になりますし、もう悩むこともありません。誰と組むかも簡単に決まりますし、逆にすべきでないこと、組むべきではない相手もハッキリしてきます。
弊社もパワーコンテンツジャパンの名前のとおり、コンセプトは今や明確になりました。「Make Happy Contents!~私たちはコンテンツを通じて世の中に幸せを創り出します」これが私たちのコンセプトです。このコンセプトに合ったものに集中する。実にシンプルな経営になっています。
たったひとつ、企業のコンセプトを決める。それがお客様に支持されれば、自然とその会社は知れ渡っていく。もう、業種業態でビジネスをする必要はないのです。
私の12年間の集大成「コンセプト経営」に関するセミナー販売価格は7万円(税抜)ですが、この勉強会にご入会いただければ、全て差し上げます。
そこで、イノベーション企業を目指すあなたのために、
究極の勉強会を立ち上げることにしました。
それがSMARTcollegeです。
あなたのパッションの元にコンセプトを決め、そしてそのコンセプトを元に自由に経営を行っていく。理想的な経営方法なのですが、自由過ぎる反面、実際のところはあらゆる分野で高い知識が求められます。これまでにない業種業態を超えた経営をするわけなので、理屈ではわかっていても、マーケティング、人材、財務など経営のあらゆる知識は必要ですし、海外の情報も必要です。簡単にまとめると、コンセプト経営をするには、次のことが必須になります。
1.イノベーター、クリエイター、コンセプト経営実践者の話を聞くこと
2.マーケティング、組織、財務、広告、投資など経営に関する幅広い知識を得ること
3.海外の情報、知識を得ること
1.イノベーター、クリエイター、コンセプト経営実践者の話を聞くこと
まずは実際に「世の中に影響を与えている人」、「企画やコンセプトをつくる人」、(本人が意識しているかどうかは別として)「コンセプト経営を実践している人」の話を直接聞くことが重要です。コンセプトは理屈だけじゃないので、かならず「テイスト」や「ニュアンス」が関係してきます。ですから、書籍を読むだけではなく「空気感」を聞くことが重要です。
2.マーケティング、組織、財務、広告、投資など経営に関する
幅広い知識を得ること
コンセプトを元に、あなたの情熱で世の中を変える(経営をする)というのが「コンセプト経営」ですから、基本的には自由です。しかし、自由な反面、前例がなかったり、あるいはこれまでの経験が活きない可能性があります。そのために、偏った知識ではなく、浅くても広く様々な経営知識を持っていることがポイントになります。また、アイディア(コンセプト)は、たくさんの知識の中から融合して生まれるものです。そのため、やはり知識はあって困るものではないのです。
3.海外の情報、知識を得ること
さらに言えば、日本のマーケットは小さくなることが予測されているため、今後は海外の情報を手に入れていくことも、非常に重要なことだと言えます。
以上の3つが基本的に重要なのですが、これをまとめて学ぼうとすると非常に大変です。そこで、イノベーション企業を目指し、コンセプト経営を行いたいあなたにとって、最適で究極の勉強会をつくることにしました。それが、SMARTcollegeです。
これまでの経営勉強会には、このような問題点がありました。