15歳の少年に依頼され、パソコンを遠隔操作できるウイルスの販売を手助けしたなどとして、大学職員の男が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは洗足学園音楽大学の職員・阿部健吾容疑者(26)で、去年7月、札幌市の少年(15)の依頼を受け、パソコンの遠隔操作ウイルスが正常に作動するかの確認を行うなど、少年がウイルスを販売する手助けをした疑いが持たれています。
阿部容疑者は風俗や薬物などの情報を扱う有料サイトのスタッフで、「パソコンでやったことがないことはないというくらいパソコン関係は得意です」と自己紹介していて、サイトを見た少年がツイッターで連絡し、協力を依頼したということです。
阿部容疑者は、「頼ってきた人の力になりたかった」「教えてあげる優越感があった」などと容疑を認めているということです。(20日15:01)