一時停止怠った疑いで誤認逮捕 会社員を釈放し謝罪

一時停止怠った疑いで誤認逮捕 会社員を釈放し謝罪
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今月、太田市の市道の交差点で、軽自動車を運転していた会社員の男性が一時停止を怠ったとして逮捕されましたが、現場には一時停止の標識などがなかったことが分かり、警察は会社員を釈放し謝罪しました。
警察によりますと太田市の41歳の会社員の男性は今月16日、市内を軽自動車で走行中、T字路の交差点で一時停止を怠ったとしてその場で逮捕されました。会社員は交通違反の累積で去年10月に免許が取り消されていて、無免許運転の容疑もあわせて送検され、太田警察署に勾留されていました。
24日、警察が現場のT字路の交差点を改めて確認したところ、一時停止の標識などがないことが分かり、会社員を釈放するとともに謝罪したということです。無免許運転の容疑については任意で調べを進めることにしています。
会社員を逮捕した太田警察署の署員は「見通しが悪く、一時停止の標識があると思い込んでしまった」と説明しているということです。
今回の誤認逮捕について群馬県警察本部交通指導課の生方博課長は「関係者に迷惑をおかけし、おわび申し上げる。再発防止の徹底を図りたい」とコメントしています。